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義母宅にて
車で20分くらいの地域に義母宅がある。高齢で独居なので、頻繁に行き来したいのだが、それを遠ざけてしまうような言動多き義母なので、まあ、頻繁ではない間隔で行き来している。
──プリン買ってきたから食べましょうよ。
・こんなものにお金使って!
・いくらだったの、払うから。
・私はいらないから持って帰りなさい。
※理由:ダイエットしてるから甘いものは食べない※
→三日坊主の繰り返し。
──ちょと……暑い。エアコンつけませんか?
・いいよいいよ、つけて!
・外の風が通るようにしてた窓閉めてくるから。
・意地でも節約してやろうと電気代おさえてる。
※節約:今年の夏で今初めてエアコンつけちゃった※
~とめどない節約自慢TIME突入~
ほとぼりが冷めたころに「そうだ、これ買ったから持ってって」と取り寄せ品のカボスジュースを寄こしてきた。
散々と節約自慢されたら自分で飲めばいい、と思ってしまうのが人の心情。それに、いつもこんな感じだから心も萎える。
──もう、いいのに。
なんとも言えない表情の私は、心無い口調で義母に言った。すると、バッグの中で誰かがしゃべっているではないか。グーグルアシスタントさんだ。
『わたしはいつも通りですが、今日のあなたはいかがお過ごしですか?』
──なんと……。答えなきゃだめ?
そして、20時をすぎた頃帰る旨を伝える。
──遅くなる前に帰りますね。
・疲れてるのにこんな時間まで。
・明日仕事なのにこんな時間まで。
・早く帰って休みなさい。
※後日:来てもすぐ帰ってばかりと非難(常時)※
良好な関係を保っているとは思うが、気の使い方がズレていたり思考のズレも多いゆえ、まあ、電話も控えめになっている。
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