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私達の地球で。
2xxx年。過去。
地球温暖化と言う言葉がみじかになり、政府は国家プロジェクトとして、地球温暖化予防対策を作った。
しかしこのプロジェクトは早くに結果は出ない。
コツコツとやるしかないのだ。
しかし、それでも協力しない者がいる。
人類は焦っている。
そのため、政府は早くも別のプロジェクトも追加し、早急に可決したのだ。
『各国の政府は地球温暖化が進む未来を踏まえて、莫大な金を使い、太陽の光を遮るため、この地球の空に大きな屋根を作った。』
3xxx年。未来。
2xxx年の政府の予想通り、プロジェクト地球温暖化予防対策は全く意味がないものになった。
が。
空に作った屋根のプロジェクトは人類の焦りを止め、実際にも大きな効果を発揮した。
しかし、大きな問題が生じた。
太陽の光を浴びないことによって、人類の骨は急激に脆くなってしまっていたのだ。
各国の政府は青ざめる。
段々と人類の出生が減ってきているのに、空に作った屋根は容赦なく脆くなっているのである。
これでは屋根は建て替えれない。
どっちにしても、人類は滅びる運命だったのだ。
あぁ。
今日も、青空は見えない。
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