大学生活

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相談 純の両親は小さいながらも会社を経営しており、母親もその会社を手伝っているから2人とも朝早く、帰りが遅い、平日はほとんど純と妹の2人きりで家の家事全般をこなしている。 以前は時々だけど純が晩御飯を作るのを手伝った事があったが、大学に合格してから、1日置きに手伝っている。 (何度も言うが)純は生まれて初めて人を好きになって、それが俺で、そして初めて嫉妬を体験し、ますます俺が好きになって、ずーっと一緒にいたいという気持ちが強くて、俺は大学生になってから、よく晩御飯の手伝いをするようになった。 いつも純の両親は帰りが遅いので、両親に会わずに帰る事が多かったが、今日は、モデルの仕事の相談もあるので晩御飯を食べずに一緒に待っている。 夜の20時、お義母さんが帰ってきた。いつもと比べると早い、さっそくモデルの話を始めたところ、流石母親、純の事を良く見てる、純の幸せを一番に考えてると思った。 「あなたのその容姿から、いずれそんな話が来るかもしれないと思っていたの。まあ学生のうちに1度そういう事やってみるのもいいかしれないわね、でも忘れちゃいけない事、それはあなたの幸せな何か、一番大事な事は何か、これだけは何があっても守る事、それで何かあって、その仕事がなくなっても構わないんじゃない?そこは高谷君と相談して決めなさい、私はやっても、断っても、途中で辞めても 好きにして良いと思う。」 「うん、私の幸せはかっちゃんと結婚して一緒に暮らすこと、一番大事なのはかっちゃん、・・・・・・かっちゃんと相談して決める。お母さんありがとう」 「そう、それならいいんじゃない、2人でその事務所の人と話してみて、返事は後日で、契約書は持ってきてね、私が目を通すから、契約はそれから、あせらずにね」 「うん」「はい」 「あの、お義父さんは?」 「あー、いいのよ、あの人は、あとでちゃんと説明しておくから」 「はい」 さすがお義母さん、具体的にどうすれば良いか決まらなかったけど、何を元に判断するべきかを示してくれた。 話が終わったので、お義父さんを待たず、4人で晩御飯を食べ、2人で純の部屋に行こうしたところお義母さんに呼び止められた。 「挨拶はまだ早いわよ」 「えっ?」 「2人とも、大学に合格したから、将来の結婚の挨拶しようと考えてるでしょ」 「2人とも本気なのはわかってる、でもね、まだ、大学に受かったばかりでしょ」 「じゃあ いつならいいの?」 「そうね、あと半年、大学生活が慣れてからかしら」 「・・・・・・」 「一生の事よ、半年なんてすぐなんだから、それくらい我慢できないの?」 「はい」純がかなり不満そうな顔、俺は黙って頭を下げて挨拶。 純の部屋で「もう、せっかく婚約できると思ったのに」 「まあ、あと半年」 「うん・・・・・・」 「高校生じゃないんだから、思いっきり2人で遊べるんだよ」 「そうね、一生に比べたらすぐだものね」 「そう、大学生活の中で今まで以上に深――く、繋がろうね」 「えっ、もっと深く・・・・・・エッチ~」純の顔が真っ赤に、「あっ」 「まあ、そっちもだけど・・・・・・全部だよ」 「・・・・・・うん・・・・・・」 そういう流れになってしまって・・・・・・下にお義母さんがいるのに・・・・・・ 純は大学生になって、婚約するつもりだったこともあり、下に親がいても、思いっきり大きな声で・・・・・・、2人が何をしているのか、しっかり下に聞こえてる・・・・・・。 天国に行ったあと、2人汗だくになって、純は俺の胸に顔をうずめクンクンぺろぺろ、 「くすぐったいよ、臭くない?」 「ううん、この匂いが好き、それに・・・・・・おいしいの、ペロペロー-クンクン」 ・・・・・2人で天井を見ながら 「先に言われちゃったね」 「うん、お母さんに言われちゃったね、やっぱりな~」 「何?」 「あのね、実はね、お父さんの会社って本当はお母さんが社長なの、登記?はお父さんなんだけど、全部お母さんが仕切ってるの、家でも大事なことは結局は、お母さん」 「そっか、だからあんなに鋭んだ―」 「うん」 「俺は大丈夫」 「私も」 そう言って、顔を俺に近づけ唇にキス、2人ともそのまま気持ちが高鳴り・・・・・・・。 帰り支度をして、2人で純の部屋を出ると、恵ちゃんは、俺達2人の顔を見ると、真っ赤な顔をして、どもりながら挨拶してくるし お義母さんは「とにかく、責任ある行動、避妊だけはしっかり」と俺に。 俺はしっかり挨拶をして、家に帰った。 純は、モデル事務所はGW明けに再度打ち合わせ、という連絡を。 そしてGW。
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