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「……ちっ、だ、誰がなるかよ。」
予想外の発言に動揺し、恥ずかしくなり思い切り睨みつける。
「君の名前、家はどこですか?
僕は情報を、教えたのに君は開示しないなんて常識知らずも甚だしいですね」
くすくす笑いながら反撃してくる。本当に一語一句が癪に障るが、こいつの言い分も一理ある舌打ちをして、渋々と答える。
「千景 優だ隣に住んでる。」
「!お隣さんなんですね。ならいつでも 会えます」
そう言って、躊躇もなく手を握ってくる。
マジでコイツと居ると調子狂う。この手のタイプはまじで嫌いだ。
…二度と関わるか…
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