ユウ レイ lovers

1/1
前へ
/66ページ
次へ
街角の隅に座り込んでいる人も 今、隣を過ぎて行った人も 人だったはず―――。 そう見ようとしていた。 そう思っていたかった。 だが 俺の前に現れたあいつが 現実を視せ(・・)つける。 俺の人生は、次第に塗り替えられてゆく。 (レイ)の器としての俺に
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加