第二話『バイトが始まる3秒前!』

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第二話『バイトが始まる3秒前!』

ーー次の日ーー 「みんな〜!おは〜!」そう言ってノリノリで教室へ入る。まず、「あい、バイト決まったの?」と聞かれる。だから私は「うん!めっちゃクソいいとこ!」そう元気に答える。「そう。なら、よかったけど…。」「あいがバイトに入る!?無理無理!あいつには無理だって!」「はあ!?どこがよ!!」「はぁ。ていうか、変なお店じゃないわよね?」「普通のカフェよ!!」「そう。まぁ、がんば〜〜!!」 ーーその日の休み時間ーー 「あい〜〜!」「死んでるよ〜〜!!」みんなにそう言われ「ハッ!」と驚く。「生、生きてるって!!」「今日、ずーっと、ぼーっとしてるけど、大丈夫?」「熱でもでたか〜?」「あいなら、熱なんかでる前に保健室に行くって。小学生の時、そうだったでしょ。」「まぁ、確かに…」「まぁ、だ、大丈夫だから!!心配しないで!」「でも〜、その割には顔赤いよ〜?」「えっ!ほ、本当に大丈夫だから!!」(死んでも『天馬さんの事を考えてた』なんて言えない…だって、しょうがなくない!?あんなイケメンなのが悪いんでしょ!!) ーーバイトーー 「こんにちは〜!今日からよろしくお願いします!!」「はい!じゃあ、里水さん、可愛いし、接客とかやってみる?」「え〜!?最初っからですか?」「大丈夫大丈夫!わかんないことあったら〜、天馬に聞いて!」「あ、はい!」そう言われ、接客にチャレンジすることになった。 (はぁ。接客か〜。大丈夫かな?あ、天馬さんに聞けって店長も言ってたし、とりま聞こ!)「あの…」「はい?」「接客をやれって言われたんですけど…どうすれば…」「接客は…お客さんの注文を聞く・商品を届けるって事をやるんだよ。」「…??」「詳しく言うと…お客さんに呼ばれるからその注文を覚えるなり、メモするなりしてもらって、その商品が出来上がったら、それをお客さんのところに届けるだけだよ。」「そう…ですか!OKです!」「その顔だと分かってなさそうだけど…まぁ、とりあえずやってみな。」「は、はい!」 そこからは、ミスしたり色々あったけど…天馬さんに教えてもらってなんとか最後までやり通すことができた。「今日はありがとうございました!」「里水さんもよく頑張ったと思うよ。」ドキッ💘「あ、ありがとうございます!で、では!!」ガチャ🚪(やばい…。マジで天馬さんに恋してるかも…。) ーー次の日ーー 「メン〜ミル〜あい〜あめちゃん〜次は移動教室だよ〜〜!!」そうここが私達に言う。「あ、そっか!!」「やばくない!?後、少しで授業始まっちゃうよ!!」「うんうん。急ご!」「そうですね!」タッタッタ👣「移動教室とかだるくない?」「それな〜」「もう、遅れてもよくね?w」「ww」 そう話していると、とある男子のグループが通りかかった。 「あ、3年じゃん。どこ。」「うん。怒られたくないし。」そう言われ、私達は端による。(え!?あれって…天馬さん?え!?なんで学校にいるの!?先輩なの!?え!?やばい、パニクってる…。えーっと、つまり!天馬さんは同じ学校の先輩だったって事…!?)「あい〜!早く行かないと遅れちゃうよ!」「あ、ごめん!今行く!」
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