第四話『驚くまで3秒前!?』

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第四話『驚くまで3秒前!?』

ーー次の日の休み時間ーー (今日は、類くんとご飯を食べる日!張り切って、朝の4時に起きて、お弁当を作りました!!しかし!親友にバレては意味がない!なんとかしなければ!)そう思った私は「ねぇさ〜、みんな、彼氏とご飯食べてきたら〜?」とみんなに言う。「なんで、急に?」「最近一緒に食べれてないでしょ?特に、こことか。学年、違うし。」「まぁ、そうだけど…」「でも、そしたら、あいが一人になっちゃうくない?いいの?」「大丈夫大丈夫!そこらへんの、女子と食べるし!」「なら、そうするよ!」「うん。楽しんできてね〜!」(ふぅ。なんとかできたかな…?今から、お昼が楽しみだな〜!) ーーお昼の時間ーー 「みんな、じゃあね〜」(後は、類くんを待つだけ…)「あの…里水さんっていますか?」「あ!る…じゃなくて!天馬先輩!」「上、行こ。」「はい!ちょっと、待ってください!」トコトコトコ👣「あの…どこに行くんですか?」「やっぱり、屋上かな?」(え…?屋上ってここ達がよく居る場所だし…見つかったら…)「ん?もしかして、嫌?」「いえ、全然嫌じゃないです!」「じゃあ、行こっか!」「あ、はい…」(ここ達がいませんように…というか、親友がいませんように…) ガチャ🚪(あ…!親友、誰もいない!良かった〜)「じゃあ、向こうに行こ。あいちゃん。」「あ、はい!」トコトコトコ👣「じゃあ、食べよっか。」「はい!」「いただきまーす」そう言って食べ始める。パクっ🍴「おいし〜!」「お弁当は自分で作ってるの?」「あ、はい!基本的には、自分で作ってますかね…?」「そっか。実は僕も自分で作ってるんだ。」「あ、そうなんですか!確かに…すごくきれいなお弁当ですね!」「そう?あ、食べる?」「いいんですか!そんな…」「いいよ。めっちゃ食べたそうだしw」パクっ🍴「おいし〜〜!!」「ありがとう。あいちゃんのも食べていい?」「あ、はい!もちろん!」「っと、その前にその敬語やめて。」「え…!うん!」「じゃあ、一つもらうね。」 パクっ🍴「めっちゃ、うまい…✨」「よかった〜!類くんのもすごく美味しかったよ!」 こうして数分後「じゃあ、今日はありがとう!!」「うん。じゃあ、またバイトでね。」「うん!じゃあね〜!」トコトコトコ👣(ん?待てよ。あんな、お弁当を食べ合う男女とか…恋人じゃない?いやいや、類くんとはそういう関係じゃないし…。ただただ、類くんが優しかったからであって…。やばい、こんな事思ってたら、急に恥ずかしくなってきた…。あ〜もう!なんなの…) トコトコトコ👣 ガチャ🚪「ここ達〜!やほ〜!」そう普段どおりに話しかける。すると早速「あい!どこ行ってたの?」と聞かれる。「えーっと…屋上に…」「ふ〜ん…。だれと?」「えーっと…そこらへんの女子と?」「そう…でさ、クリスマスパーティーさ、クリスマスイブにしない?って。」「あ!いいよ!」「じゃあ、決定ね。」「うん!」(よかった〜。クリスマスは類くんと過ごすからね…) 「てか、クリスマスはみんなどうする感じ?私は、照と過ごすけど…」そうメンが言う。みんなも次々に「私も樹くんと過ごしますかね……。」「私も、司くんと!ていうか、もう約束してるし…!」「私もよしきくんと過ごすつもり。」と言っていく。「やっぱ、みんな彼氏とか〜!じゃあ、あいはどうするの?」そう聞かれる私。突然の質問に「えーっと…その…」(類くんと過ごすとか言えないし…)と戸惑う。「この反応は…(・∀・)ニヤニヤ」「(・∀・)ニヤニヤ」「(・∀・)ニヤニヤ」「で、どうするの…???」「バイト!バイト入れてる!」「そう。(・∀・)ニヤニヤ」(ふぅ。なんとか、誤魔化せたか??) ーーバイトーー 「今日もよろしくおねがいします!」「里水さん、クリスマスはどう?」「それが…どっちも無理です!ごめんなさい!」「いや、全然大丈夫だよ!高校生にはクリスマスは楽しんでもらいたいし。」「ありがとうございます!」 トコトコトコ👣ガチャ🚪「類くんやっほ〜!」「やっほ。あ、類くん呼びは店長とかが来たときはしないでね。後、タメ口も。」「あ、うん。」「じゃあ、仕事開始ってことで。じゃあ、バイト終わりにまたここ来て。」「うん!!」 ーーバイトが終わってーー 「はい。これ、スイーツね。」「また、いいの!?ありがとう!」「あいちゃんが美味しそうに食べてるの、僕好きだからさ」(ん?好き?まぁ、友達的にってことよね。)
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