レ6・11/24投稿予定分。

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ト3 『…おはんのゆ通りじゃなゴタイソー殿。 じゃ、イアンヴェ立て直しはおいが責任を持って実行すっと約束すっ。 もしおいが違えたや… …こん首持ってけ』 『あほ! 今も昔も、砂漠の民にそない物騒な習慣なんぞないわい! あってたまっかいなそんなん…』 以上の経緯を経て、シゲヒサはイアンヴェをテ領として自らの防護下に入れる事に納得したのだ。 因みにイアンヴェ、シゲヒサより直々に貴族と金持ち以外は向こう300年間無税という御触れが出されている。 此は先述の通りドエス…シゲヒサ夫妻の実子が魔法でイアンヴェを300年間に渡り生き物の住めぬ死の荒れ地…チコロスの荒れ地にしてしまった事に対する詫びであるのと同時に、ガ大帝国の侵略に恩賞そっちのけで立ち向かっている無名の勇者達への感謝と敬意の証でもあった。 
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