レ6・11/24投稿予定分。

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ト4  話題を変えよう。 カシム飛行場の拡張案を具体的に述べると、先ずは滑走路の延伸次いでひっきりなしに飛ばされてくる砂対策、続いて待合室の新設である。 其が済んだら、掘っ建て小屋5分前の飛行指揮所の建て替え。 飛行指揮所の機能に加え宿泊施設と娯楽室そして酒保迄も兼ねた、かなり大きな建物になる見込みである。 次に、管制塔ならぬ管制楼の設置。 青山分隊士曰くこれ等の拡張が実現すれば、最近の使用頻度に加え設備も空港を名乗れる5分前だそうであった。 更に、拡張工事が始まる寸前になって急遽追加された拡張予定が二点ある。 砂漠急行カシム飛行場専用線を新たに運行させる案である。 この追加案はムジーフが提案したもので、頻度に飛行場を使用する者だけでなく便乗客(エレクトラ10Eもクラカヂールも実質輸送機である為、利用客は全て乗客ではなく便乗者或いは付き添い者扱いとなる)にとっても悪い話ではない為、反対者は文字通り皆無であった。 尚、主目的が哨戒であり緊急時以外の着陸が禁止されている新陸のみ、今のところではあるが便乗禁止となっている。 此は先述の理由の他にもう1つ、出来るだけペア以外を撃墜される危険に捲き込まない為であった。
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