3人が本棚に入れています
本棚に追加
本乃社長のばーすでぃ♪いつの間に社長になったの?
「本乃社長には感謝しかない……」
大くんがそう言った。
「だから誕生日を盛り上げたいんだ……」
徹くんもそう言った。
それを喫茶店で聞く瑠璃くんと翡翠くん。
「で、何をするの? 伊織先生のスタジオでブラックな仕事をしてたお前らを出版社に拾ってくれたの知ってるけどさ」
瑠璃くんは目の前のモンブランにフォークを差して、それを口に運ぶ。
「それなんだ……。俺ら何すればいいの?」
大くんと徹くんが声を合わせた。
「久しぶりの二人で一つの台詞かよ……。奇をてらんなくていいんじゃない? 普通にやれよ。お前らイベント運営得意だろ?」
「分からないんだよぉぉぉ!」
「ならお芝居とかどうです?」
翡翠くんがそう声を出す。
「以前も本乃社長の誕生日にお芝居したんですよね? 僕それ見てみたい!」
「ああ。あれかぁ。千頁の魔法の書。いんじゃない?」
「そうする徹?」
「そうしよ大!」
と決まったが、大くんと徹くんは二人だけでお芝居をすることを決めました。
最初のコメントを投稿しよう!