手を伸ばしていい？

「ゲーセン久しぶりやな〜」

「私も久しぶりなんやけど笑
翔真さんは普段どんなゲームするん？」

「結構いろいろやるよ？」

「ほんまに⁉️すごいなぁ……あっ‼️」

「ん？……あっ笑」

「「……勝負‼️」」

某有名レースゲームを2人でやっていたが、ゲームセンターにもある事を愛華が言っていた為、あったらやろうと話しをしていた。

勝負はもちろんデットヒートをしていた……
最終ラップで、翔真を抜き去り愛華がトップにたった。

「やったやった‼️翔真さんに勝てるかもしれん笑」

「ヤバっ、いや……おしっきたぁ‼️愛華くらえ‼️」

「えっやだやだやだやだやだやだ‼️来ないでぇー‼️」

見事に妨害アイテムが愛華にクリーンヒットし、ゴール手前で翔真に抜かれ逆転を果たした翔真がガッツポーズを愛華に見せつけた。

「まっコレが実力ですな笑笑」

「きー‼️最終ラップでは負けてた癖に〜‼️」

「いやいや、勝ったから笑」

「むー‼️翔真さんの意地悪‼️私サンダルだったから本気出なかっただけやもん‼️」

「笑笑
はいはい笑」

2人はまるでずっと遊んでいた友達の様に自然に言い合いをしていた。