霊媒師夕霧弥生 第二章 仲間

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私は急いで後藤の所に急いだ 警察署の階段を上がろうとした時、小田刑事に バッタリ会った 「夕霧さん、お久しぶりですね」 私は慌てて小田に握手した リンがピカッと光った瞬間小田は一瞬 目まいがした 「大丈夫ですか?」 「えっ大丈夫です、失礼しました どちらに行かれるんですか?」 「後藤さんに......」 「案内しますよ後藤先輩とは、どうゆうご関係ですか?」 「ちょっとした知り合いです」 「お名前は?」 「西条です、初めまして」 「小田と言いますよろしく、後藤先輩は何故か 未解決事件に移動願い出しましてね 僕は先輩と刑事として仕事をしたかったんですけどね 僕も一緒に移動願いを出すと言うと 刑事を続けろ!って怒鳴られましたよ」 「後藤さんを尊敬なさってるんですね」 「はい、刑事の鏡ですよ」 小田の記憶から夕霧も西条も全て消えている 私は何故か寂しい気持ちになった 「ここです先輩、お客さんですよ」 ノックをしてドアを開けた 後藤の姿が無い 「あれ?トイレかな電話してみます」 スマホをポケットから出し、後藤を呼び出している その時私はさりげなく触った 「スマホに糸くずが」 「どうも、ありがとう あっ先輩何処にいるんですか?お客さんですよ」 これで小田のスマホから私の名前も連絡先も全て消えた 「すぐ来ますから、小汚い椅子ですけど掛けて お待ちください」 「ありがとうございます」 「僕ちょっと急ぎの用がありますんで お茶入れますね あまりいいお茶じゃないですけどね どうぞ、ごゆっくり失礼します」 小田はドアを閉めて出て行った 「ありがとうございました..... 小田さんごめんなさい」
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