霊媒師夕霧弥生 第二章 仲間

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「もう〜リンが呼んだのよ 分からない人ねえ」 「リンが?夕霧が寂しがってるから仲間とここで暮らして欲しいって」 「リンが....ありがとうリン 仲間って事は同じ様な力を持ってる人がまだいるの?」 「そうよ、秘密を話し合えるし あーたのレベルupにも繋がるしいい事ずくめ でしょ? それに家賃も入るしさ」 「ええ〜家賃なんていいわよ」 「ケジメは何事にも必要よ まあ、シエアーと思えばいいんじゃないの 仕事の内容も秘密も、持たなくて済むのよ 誰にも言えない苦しさ、寂しさを 口いっぱい吐き出せるんだよ ストレス発散出来るじゃないの」 「そうだね、今日つくづく感じたわ リンありがとうね」 「ほら、リンが喜んでる プチちゃんも大喜びしてるわ」 「夕霧よろしくデス」 「プチちゃんが喋った!よ、よろしく」 「リンも早くこうしたいのよ 夕霧と一体になりたがってるのよ」 「リン頑張るからね」 「うふっリンが頑張れって言ってるよ」 「うう〜私には分からないなんて ぐやじい〜」 「ウッス、焦るなよな」 振り返ると男が立っていた 「今度は誰?」 「俺、赤い稲妻、雷みんなにライって呼ばれてる ヨロー」 私は、又変な奴が来たと思った 「ライさん夕霧です、よろしく」 「そう言うの俺いらねえ、ライでいい」 又個性の強い奴が来た 私の家は一体どうなるのか 予想もつかなかった
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