最終回 《ハロウィンパーティー》

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最終回 《ハロウィンパーティー》

リ:きゅうさんにそんな、過去が…。 き:前までは、人が来ては私が怒って、ほとんどの人は泣いて、誰からも認知   されない人間の世界に戻して…。   私のせいで苦しんで自殺した人がたくさんいるんだ。   マカイたちが言って来たときも怒って苦しませた。あの頃の私は何を…。   でも、リサが言いに来てくれたおかげで気づくことができた。   本当にありがとう。 リ:きゅうさん…! ?:出して出して出して出して出して! リ:え!?なに今の声! き:なんだ!この声は!? リ:鏡から聞こえる!? リ:きゅうさん!鏡を割って!!! き:えっ!な、何でだ!! リ:いいから早く!!!! き:あー!もう良い!分かった!!! パリーン!!!! リ:え!誰⁉ か:やっと出られた!!!! き:え⁉お前ら!!!なんでこんな所に!!みんな自殺したんじゃ… か:ううん。私達はみんな死んでないよ? き:え…? か:だから、私たちみんな死んだんじゃなくて、自殺しようとしたらなんか鏡   の中に入れられたの!だから私たちは死んでないよ! き:え!よかった。お前らごめんな…。後、リサ!こいつらは、私が今まで泣   かせてしまった人々だ・・・。 リ:そ、そうなんですね・・・ か:あっ!リサさんもありがとね!鏡を割ってくれて リ:え?あっ、はい! タ:きゅうさん、そちらの方も、このタクシーに乗せて元の人間の世界に送り   ましょうか? き:そうだな。 き:そして、鏡から出てきた子達は、無事に人間の世界へと戻ることが出来た   魔法をかけていないので、ハロウィン世界にいたことがなかったかのよう   な日常を取り戻している。親も友達もみんなその子のことを、覚えている   のだ。 リ:きゅうさん!皆さん無事に帰れて良かったですね!   そういえば、この手紙ってマカイちゃん達にも送ったんですよね? き:手紙って? リ:ハロウィン世界にまだ残るっていう話の…。 き:あぁ…!それがどうかしたか? リ:あの〜…。ひとつ提案なんですけど…!   毎年ハロウィンになったらこのハロウィン世界に戻ってみんなでハロウィ   ンパーティーしたいなって思ったんですけど…。 き:ハロウィンパーティー?それとこの手紙の何が関係あるんだ? リ:マカイちゃん達は、このことも知らないし、手紙で伝えてハロウィンパー   ティーのことも知らせたらきっと来ると思います! リ:あと…。一緒に人間の世界に戻りませんか? き:…。人間の世界か。 リ:きゅうさん、妹さんも待ってますよ。 き:分かった!思い出を消すわけではないし、ハロウィンになったらまたリサ   たちにも会えるし、ハロウィン世界にも戻れるしな!!   あ!そうださっそく手紙、書こう!! き:よしOK!じゃあ、帰る時にポストにいれてこよっかな。 リ:私も行きます! ーーその頃マカイはーー マ:久しぶりの人間の世界だなぁ!!ハロウィン世界も恋しいけど…。   あ!そうだ。ポストに何か届いてるかなって、何これ?手紙? 【今日色々なことがあって、手紙を書きました。  実は、私もやっぱりハロウィン世界を出ることにしました。  後、今日リサちゃんに会って、こういう提案をされたんだ  毎年10月31日ハロウィンの日に必ず、ハロウィン世界でハロウィンパー  ティーをやろうっていう事!  私達はこれがあれば1年に一度、10月31日ハロウィンの日にまた会える。  どう思うかな?よかったら、来年のハロウィンにハロウィン世界に来てね!  by きゅう】 マ:賛成に決まってるじゃん!来年か〜。楽しみだな! く:久しぶりの人間の世界!楽しかったなー!   ポストの中には何か入ってるかな?ん?なんだこれ? 【今日色々なことがあって、手紙を書きました。  実は、私もやっぱりハロウィン世界を出ることにしました。  後、今日リサちゃんに会って、こういう提案をされたんだ  毎年10月31日ハロウィンの日に必ず、ハロウィン世界でハロウィンパー  ティーをやろうっていう事!  私達はこれがあれば1年に一度、10月31日ハロウィンの日にまた会える。  どう思うかな?よかったら、来年のハロウィンにハロウィン世界に来てね!  by きゅう】 く:きゅうちゃん…。楽しみにしてますよ! き:はぁ…。手紙は無事読まれたかな?   久しぶりすぎる人間の世界…。   ハロウィンパーティー来年か、楽しみだな! リ:今日はいろんなことが起きたなぁ。きゅうさんにあんな過去があったなん   て…。それはさておき、ちょっとはきゅうさんの役に立ったのかな!   来年が楽しみ! ーーハロウィン当日ーー き:ハロウィン世界懐かしい〜!   今日のハロウィンパーティー楽しみだな〜って、みんな覚えてるわけない   よな!あれから、1年もたったらな・・・また会いたかったな・・・ リ:ふぅ…。ハロウィンパーティー楽しみすぎて、遊び用具めちゃくちゃ持っ   てきちゃった!おかげで、バックパンパンだよ〜 マ:リサちゃん、大荷物すぎ!みんな久しぶり〜!私、ケーキ持ってきたよ!   あと仮装も! く:私もみんなに会えてうれしい!私、今日が楽しみすぎて、昨日全然眠れな   かったよ!!あっ!ちなみに私はお菓子をたくさん持ってきたよ! き:えっ!みんな…!覚えててくれたのか!? リ・マ・く:当然でしょ! リ:忘れられるわけないでしょ!ほら、早速始めよ! き:それから四人は、とても楽しいハロウィンパーティーをやって1日を過ご   した。 リ:来年も、また来るね!!! マ・く:私も!! き︰ありがとう(´Д⊂グスン こうして、この四人は来年も再来年も一緒にハロウィン世界でハロウィンを楽しむのでした。 もしかしたらこの出会いもこの世界も全てが運命だったのかもしれませんね。
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