第四話 《ハロウィン世界の過去》

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第四話 《ハロウィン世界の過去》

ガチャ🚪 リ:あの〜。誰か・・・ き:ん?誰?リサちゃん!? リ:きゅうさん!? き:現実世界に戻ったんじゃないの!? リ:いや。なんか虹方面のタクシーに乗って・・・ き:タクシーか…。   なぜかこのタクシーだけいろんな世界に繋がってんだよな。 リ:そうなんですか。ん?きゅうさん、顔が暗いですけどどうしたんですか? き:正直なところ、ずっと一人で寂しいんだよな…。 リ:…よければ…このハロウィン世界の過去を教えてもらえませんか? き:…わかった… く:ちょっと、ここはどこですか!? き:いや〜。私も分かんないんですよ…。 マ:いやいや!分からないわけ無いでしょ!ここに居たんだから! く:ちょっと…。1回落ち着いて! き:ごめん…。私もさっききて、何も分からなくて…。 く:あんまり、攻めすぎると混乱しちゃうから…。   じゃあ、とりあいず今日泊まってもいいですか? き:え? マ:何言ってるの!泊まるって…。じゃあ、私も泊まるわ! く:いいねそうしよう!!いいよね? き:え、まぁ良いけど・・・ リ:ーハロウィン世界ー マ・く︰おじゃましまーす! き︰はーい!あ!遅れましたが私は吸血鬼のきゅうです!   きゅうちゃんとよんで下さい! マ︰きゅ、吸血鬼⁉私たち、殺される⁉ き︰大丈夫!これは、ここにおいて会った。   ハロウィンキットってやつを使っているだけだから! マ︰それならよかった・・・。   で!私はマカイ!私もちゃん付けがいいな〜じゃあよろしく\(^o^)/ く︰私はくぅです!私もくぅちゃんとよんで下さい! き︰わかった。よろしくね。( `・∀・´)ノ そしてその日は、マカイちゃんとくぅちゃんと遊ぶのがとにかく楽しかった。人間世界の事なんか忘れるくらいに…。 ーー次の日ーー き:(昨日はあんなに楽しかったんだ。あの子達を手放すわけにはいけない) マ:昨日は楽しかったけど人間の世界に戻んなきゃ! き:(私はとっさに嘘をついた。)   なんか人間の世界に戻るには、一ヶ月かかるって。。。 く:え?なんで? マ:どうしてよ!なんで戻してくれないの!? き:本当は今戻せるんだが、人間の世界が恨んできた。   人間の世界は、妹がいなくなって全然楽しくない。何もいいことがない。   でもハロウィン世界は、こんなに楽しいって知ったんだ。   妹さえ、いてくれたら今すぐに元の人間の世界に戻りたい。   でも、いないんだ!   この子達だけ人間の世界に戻って、私が一人になるよりみんなで、一緒に   ハロウィン世界にいた方がいい。 き:しょうがないじゃないか…。 マ:ねえ!何でよ!約束したじゃん。明日って! く:私たちこれからどうすればいいんですか? き:あーもういいじゃないか💢!!いちいちいちいちムカつくな💢!   このクソガキ💢! マ・く:え…? き:それから私はどんどんひどくなり、ついにはあの子達を手下と呼んでし   まった。 ーー1ヶ月後…。ーー マ・く:あの…。失礼します… き:あぁ?何?くうちゃん、マカイちゃん! マ:きゅうちゃん。1ヶ月経ったから、人間の世界に戻れるよね? き:戻れない戻れない戻れない!お前らは一生ここだ!黙っとけ!(ノ`Д´)ノ マ・く:え? き:もうこのことは二度と聞くな!!わかったか‼! く:分かりました‥‥。では失礼します… ーー何日か経ったある日ーー く:ねぇねぇ!きゅうちゃん、誰か来たよ! き:えっ!誰だ? か:ヒューン ここはどこ!???? く:多分、あの本を読んだのね。私もあれを読んでここに来たから! き:安心して!ここは、安全な所だよ! か:え、はい!私はかいと言います!   なんだか分からないけどよろしくお願いします! ーーかいちゃんが来て数日後ーー き:なんで、泣くんだ!!!もういい!お前は、苦しめ!!! く:きゅうちゃん!!!やめて!!! か:ああああああああ!!! く:かいちゃんかいちゃんかいちゃん!どこ!?   かいちゃんをどこに連れてったの!? き:人間の世界だ。 く:人間の世界に戻れるの。。。? き:戻れるが。。。私の魔法で、あいつは人間世界の記憶がない。   そして、誰からも覚えられていない。親や友達にも、あいつの事は覚えら   れていない。泣いたからあんな風にしたんだ! それから何回も何回も、人が来るたびに、泣いたら追い出されて嫌な目を合わせられる。 それがほぼ毎日、続いた…。そんな時に、リサが来た…
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