3人が本棚に入れています
本棚に追加
第四話 《ハロウィン世界の過去》
ガチャ🚪
リ:あの〜。誰か・・・
き:ん?誰?リサちゃん!?
リ:きゅうさん!?
き:現実世界に戻ったんじゃないの!?
リ:いや。なんか虹方面のタクシーに乗って・・・
き:タクシーか…。
なぜかこのタクシーだけいろんな世界に繋がってんだよな。
リ:そうなんですか。ん?きゅうさん、顔が暗いですけどどうしたんですか?
き:正直なところ、ずっと一人で寂しいんだよな…。
リ:…よければ…このハロウィン世界の過去を教えてもらえませんか?
き:…わかった…
く:ちょっと、ここはどこですか!?
き:いや〜。私も分かんないんですよ…。
マ:いやいや!分からないわけ無いでしょ!ここに居たんだから!
く:ちょっと…。1回落ち着いて!
き:ごめん…。私もさっききて、何も分からなくて…。
く:あんまり、攻めすぎると混乱しちゃうから…。
じゃあ、とりあいず今日泊まってもいいですか?
き:え?
マ:何言ってるの!泊まるって…。じゃあ、私も泊まるわ!
く:いいねそうしよう!!いいよね?
き:え、まぁ良いけど・・・
リ:ーハロウィン世界ー
マ・く︰おじゃましまーす!
き︰はーい!あ!遅れましたが私は吸血鬼のきゅうです!
きゅうちゃんとよんで下さい!
マ︰きゅ、吸血鬼⁉私たち、殺される⁉
き︰大丈夫!これは、ここにおいて会った。
ハロウィンキットってやつを使っているだけだから!
マ︰それならよかった・・・。
で!私はマカイ!私もちゃん付けがいいな〜じゃあよろしく\(^o^)/
く︰私はくぅです!私もくぅちゃんとよんで下さい!
き︰わかった。よろしくね。( `・∀・´)ノ
そしてその日は、マカイちゃんとくぅちゃんと遊ぶのがとにかく楽しかった。人間世界の事なんか忘れるくらいに…。
ーー次の日ーー
き:(昨日はあんなに楽しかったんだ。あの子達を手放すわけにはいけない)
マ:昨日は楽しかったけど人間の世界に戻んなきゃ!
き:(私はとっさに嘘をついた。)
なんか人間の世界に戻るには、一ヶ月かかるって。。。
く:え?なんで?
マ:どうしてよ!なんで戻してくれないの!?
き:本当は今戻せるんだが、人間の世界が恨んできた。
人間の世界は、妹がいなくなって全然楽しくない。何もいいことがない。
でもハロウィン世界は、こんなに楽しいって知ったんだ。
妹さえ、いてくれたら今すぐに元の人間の世界に戻りたい。
でも、いないんだ!
この子達だけ人間の世界に戻って、私が一人になるよりみんなで、一緒に
ハロウィン世界にいた方がいい。
き:しょうがないじゃないか…。
マ:ねえ!何でよ!約束したじゃん。明日って!
く:私たちこれからどうすればいいんですか?
き:あーもういいじゃないか💢!!いちいちいちいちムカつくな💢!
このクソガキ💢!
マ・く:え…?
き:それから私はどんどんひどくなり、ついにはあの子達を手下と呼んでし
まった。
ーー1ヶ月後…。ーー
マ・く:あの…。失礼します…
き:あぁ?何?くうちゃん、マカイちゃん!
マ:きゅうちゃん。1ヶ月経ったから、人間の世界に戻れるよね?
き:戻れない戻れない戻れない!お前らは一生ここだ!黙っとけ!(ノ`Д´)ノ
マ・く:え?
き:もうこのことは二度と聞くな!!わかったか‼!
く:分かりました‥‥。では失礼します…
ーー何日か経ったある日ーー
く:ねぇねぇ!きゅうちゃん、誰か来たよ!
き:えっ!誰だ?
か:ヒューン ここはどこ!????
く:多分、あの本を読んだのね。私もあれを読んでここに来たから!
き:安心して!ここは、安全な所だよ!
か:え、はい!私はかいと言います!
なんだか分からないけどよろしくお願いします!
ーーかいちゃんが来て数日後ーー
き:なんで、泣くんだ!!!もういい!お前は、苦しめ!!!
く:きゅうちゃん!!!やめて!!!
か:ああああああああ!!!
く:かいちゃんかいちゃんかいちゃん!どこ!?
かいちゃんをどこに連れてったの!?
き:人間の世界だ。
く:人間の世界に戻れるの。。。?
き:戻れるが。。。私の魔法で、あいつは人間世界の記憶がない。
そして、誰からも覚えられていない。親や友達にも、あいつの事は覚えら
れていない。泣いたからあんな風にしたんだ!
それから何回も何回も、人が来るたびに、泣いたら追い出されて嫌な目を合わせられる。
それがほぼ毎日、続いた…。そんな時に、リサが来た…
最初のコメントを投稿しよう!