はるかとかなた

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「好きな人は1人でいいですよ。僕は。」 「本当に?おれでいいの?」 「だから、何度も言ってるでしょ?好きだって。」 「うん。おれも君が好き。」 「本当に?」 「うん。」 彼はおれを抱き締めてきた。 おれはそっと背中に手を回した。 幸せだ。 ずっと遊んだりしてきた。 こんなに好きになった子はいなかった。 男で、しかもすごく歳下。 でも、好きでたまらない。 おれから軽くキスをした。 かなたくんもキスをくれた。 おれはかなたくんの手を握ってうちに入るように促した。
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