ひまわり畑と降り注ぐ雨と優しい君の声

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わたしは光二さんと三日後この公園でまた会う約束をした。 嬉しくて嬉しくてたまらない。ひまわりがキラキラ輝いていた。 「何かいいことがあったんですか?」 その声に顔を上げると直紀さんがわたしの顔を見ていた。 「あ、いいことですか? ふふっ、内緒です」 わたしは口元に手を当てて笑った。 「へぇ~内緒ですか? 気になるな~」 直紀さんがそう言いながらわたしの目の前にウエハースの添えられたバニラアイスクリームを置いた。 「わ~い、このバニラアイスクリーム食べたかったんだ。そうそうこのバニラアイスクリームが食べられると思うと嬉しくって」 わたしはそう言って笑ってみせた。 「あはは、日真莉ちゃん本当かな?」 直紀さんは可笑しそうにクスクスと笑っている。 「本当ですよ。だって、このウェハースが添えられたバニラアイスクリームが新メニューになって嬉しいですもん」 そうなのだ。このちょっとレトロなウェハースが添えられたバニラアイスクリームが新メニューになったことも嬉しい。それも嘘ではない。
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