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『和威くん。連絡先交換しない？』
そう言われて俺は蓮さんと連絡先を交換した。
それから毎日のように蓮さんからメールがきた。
仕事の話や好きなことの話。
色々してくれた。
それからしばらくして俺は蓮さんと遊ぶようになった。
「和威くんこっちだよ！｣
「行きたいとこある？｣
「え？｣
行きたい所？
急に言われてもな……。
「じゃあとりあえずご飯とドライブしようか？｣
俺は蓮さんとドライブ行くことに。
「まるでデートだよね！｣
「え？デート！？｣
「二人っきりなんだから｣
いやいや。
だからってデートって。
「和威くん可愛い。顔真っ赤｣
「違いますって！｣
俺は別にそういう目でみてなんかっ。
「和威くんなら女の子がほっとかないんじゃない？｣
「そんなことないですよ！｣
女の子に興味がないてことを言えたら楽なんだろうけど。
絶対に変な目でみられちゃうから。
言わないことにしてる。
「好きな人いるの？｣
「いないですよ？｣
「そっか。よかった！｣
蓮さんは安心したような顔をした。
なんでかはわからない。
それと同時に蓮さんがよかったと言った時の顔をみた時。
何故かときめいてしまった。
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