泥棒猫
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泥棒猫
「泥棒猫!」 けたたましい声の主は 魚屋のおかみさんの声。 店先の魚を咥えて、痩せた野良猫が 歩行者の中を縫って逃げていく。 その声に驚き、商店街を歩く人が皆 振り返る。 私も5センチは足が浮いたと思うくらい 飛び跳ねた。 自分の事かと思ったから。 いや、正確には 私は猫を泥棒した。 猫泥棒のほう。
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