第117章 夏の京都はめっちゃ暑い 恋も熱くてやけどする

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紀子(武村紀子)さんの端役ドラマの放映も程なくあった。 またみんなうちに集まる。 それぞれの手にはお酒とかおつまみとかで、完全に飲み会を前提にしてる。 まあ、紀子さんの演技がどっちに転んでもネタになるし。 その日は水曜なので、10時からの放送に間に合うように、早めに片付けた。 既に酒盛りになった感じで放送開始を待つ。 ドラマが始まった。 すぐに研究をサボり研究室を飛び出し散歩する学者が助手に文句を言われながらもなぜか行く先々で起こる事件の推理をして解決する恋愛ドラマらしい。 え?結局は恋愛ドラマなの??? たしかに、助手は女子。 ツッコミどころ満載である。 今回はそんな散歩先で出会うのが資産家の奥様。要するに紀子さん。 なぜか、彼女の家で起こる事件に首を突っ込むことになる。 え?ちょっと待って。 それって、美貴子(高橋美貴子)さんと同じバージョン?ほぼずっと出るってことだよね?どこが端役? 確か、端役の女優さんが階段で転びかけて、手すりを掴もうとしたら、その手の甲を手すりに当てて、その痛さに体を曲げたらそのまま転げ落ちたとかで急遽出られなくなったからの代役と聞いてるんだけど。
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