◆お気に入りカップリング投票・結果発表!

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【第1位(13票)】  ☆ヒドウ×アザミ ------------------------------ 「この(いちご)のムース、すっげぇ美味(うめ)ぇな!ふわトロッと溶ける上品な甘酸っぱさと口内に広がる濃厚な香り、後味がすっきりしてるから、何個でも食べられそうだぜ!」  部下でもある15歳年下の恋人から土産(みやげ)として受け取った冷たいスイーツを、ご機嫌なアザミが満喫している。  その恋人、ヒドウが見事に単独任務を完遂させ、無事に帰宅したという喜びも、スイーツをいっそう美味(おい)しくさせているのだろう。  まもなく正午を迎える広いリビング・ダイニングには、穏やかで温かな空気が光と共に満ちていた。 「喜んでいただけて良かったです。帰宅途中に行きつけの直売所に立ち寄ったら、常連のお客さんたちに『ちょうど大人気の新作デザートが入荷したところだよ、すぐ売り切れちゃうよ』と口々にオススメされたもので」 「ははっ!常連客たぁ、なかなか良い情報源を持ってるじゃねぇか。ほら、ヒドウも食えよ」  と、アザミが銀のスプーンにすくった愛らしいピンクのムースを差し出す。 「いえ、自分は結構です。貴方へのお土産なので」  そうヒドウが遠慮すると、アザミは不満げに唇を尖らせ、チラと上目遣いで見つめた。 「ちぇっ、すげぇ美味(うま)いから、オメェにも食べさせたかったのになぁ」  愛で殴ってくる恋人を押し倒したい衝動をクールな美貌の下で堪えつつ、形の良い唇が銀のスプーンをそっと(くわ)える。 「……ありがとうございます。確かに、とても甘くて優しい口どけですね」  と、チロリと舌で口端を舐めてみせると、アザミの耳元へ唇を寄せた。 「ですが自分には、少々物足りません。もっと甘く、とろけるものを知ってしまいましたから」  しなやかなヒドウの若い体に触れ合っている、ボリュームのある熟れた体がビクリと反応したのが伝わる。 「へぇ?そりゃ一体なんだい?俺にも教えてくれよ」  と、ニタリと笑って挑発したアザミの口をヒドウが「了解」と唇で塞ぐ。  ふわりと甘い苺の香りがした。 811479dd-66a7-4cd2-bac1-dfeeca40677a ------------------------------  堂々の1位は、25歳戦闘員×40歳班長の主人公カップリングでした! 「王道」という言葉とは無縁の人生だった自分にとって、初めて自作品中で「王道」という言葉に出会った気分です(なんだか分かりづらくて、すみません/笑)  ヒドウ×アザミは「ガチムチ髭おっさん受け、男前受け、美形青年×頼もしいおっさん、部下×上官」など自分が読みたいけど、なかなか見当たらなかった要素を全部つっこんだ(いばら)道カップリングなので、一緒に応援していただけて本当に嬉しいです!ありがとうございます!  これからも見守ってやっていただけると幸いです!(´▽`*)
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