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永遠さんは隣に座る私をクッションの上に押し倒した。
彼の組み敷かれるカラダ。
「キムチだけとは思ってませんでしたよ…」
「愛してるよ、花音」
「私もダイスキです。永遠さん」
彼が私の唇を奪う。
キスの味は自家製キムチの味だった。
********
壁が薄い部屋。
私は声を必死に押し殺した。
「そうやって声を我慢する香音も可愛いな…」
彼はそう言って意地悪くは背後から私を抱きながら、激しい律動を繰り出す。
「あ・・・もおっ・・・永遠さん」
「声、大きいぞ…我慢しないと…隣に聞こえるぞ…香音」
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