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「おれがいたらぁ、とおやさん……うれしい?」
「嬉しいよ、もちろん。ずっと側にいてほしい」
「そっかあ……。おれも。こうやって、ひざのうえでぇ、いつもよしよし……されたい」
透也さんの顔が赤い。俺は右手を伸ばして、透也さんの頬をぶにっとつまんだ。むにむにと弄っても、透也さんは困ったように笑うだけだ。
「よっぱらい、ゃだ?」
「……こんな可愛い酔っ払いなら大歓迎だけど。理性がもたないなあ」
あれっと思ったら、透也さんにキスされていた。優しいキスがどんどん深くなって、舌が絡められる。透也さんが俺の服の裾から手を入れて、ゆっくりと肌を撫でていく。いつのまにか、自分の体がびくびくと反応していた。
口の中をかき回すようなキスをされて、溢れそうになる唾液をこくんと飲み込む。何度もキスをしていると、段々それだけじゃ足りなくなって、もっと、という気持ちが溢れてくる。俺は透也さんの首にぎゅっと手を回した。
もっと、透也さんに触れたい。
「……んっ、ふ、す……き」
「好きだよ、琉貴。……大好き。ほんと困るぐらい」
そう言いながら、透也さんは俺の鎖骨に軽く歯を立てる。噛まれているのに、何でだろ。全然痛くないし、ドキドキする。指先でくりりと捏ねられた乳首も気持ちいい。下半身も感じてしまって、下着をつけているのが苦しい。
「あっ、とぉやさん……」
「琉貴、すごく硬くなってる」
「んッ……! でちゃ……」
ズボンの上から大きな手で撫でられた雄はもう、我慢がきかない。透也さんの手が下着の中に入って俺の雄に触れると、体が震えてビュッと白濁が出た。
「もう、ぐちゅぐちゅだね。……こっちは?」
精液が付いた指のまま、透也さんがお尻の孔に触れる。ナカがひくりと疼く。
「……あ! あ、とおやさん」
「指、すぐ入りそう、入れていい?」
「ん! んっ」
くちゅりとナカに指が入ってきて、すぐに気持ちのいいところを探り当てる。そこを弄られたらもう駄目だった。気持ちよくて、もっと入れてほしくて、俺は透也さんにねだることしか出来ない。
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