1334人が本棚に入れています
本棚に追加
「可愛い。感じてるとこ、もっと見せて」
「んッ」
透也さんは片方の乳首を弄りながら、もう片方を口に含む。右手で俺のジーンズのファスナーを外して、硬くなった雄を下着の上から優しく撫でた。緩やかな刺激よりも、もっと、という思いが強くなる。透也さんの大きな手で触れて、擦ってほしい。
「……あ、やだ。透也さん、直接、触って」
「琉貴。もう……」
体を起こした透也さんの頬が赤い。二人とも服を脱ぐと、透也さんが手を伸ばして俺の体を抱きしめた。逞しくて滑らかな体の中で、ドクンドクンと熱く脈打っているものがある。
「……透也さんの、おっきくて熱い」
「ん。ベッドまで我慢できない」
唇を重ねながら、ソファーに横たわる。透也さんが二人の雄茎を一緒に扱くと、互いに先走りが零れた。滑りがよくなって、どんどん手の動きが激しくなる。
「あっ! あ! 出るッ」
二人分の白濁が、見る間に透也さんの手を汚す。俺の頬や鼻にキスをしながら、透也さんはそれを俺の尻の間に塗り付けた。
「琉貴のここ、ひくひくしてる。欲しい?」
入り口を撫でられ、ぴくぴくと体が跳ねた。堪らず頷くと、かぷっと甘噛みをするように唇が食まれる。舌と舌を深く絡めるキスをしながら、透也さんの指が後孔につぷりと入ってきた。
気持ちのいいところをすぐに探り当てられて、透也さんの首に縋りついた。くちゅくちゅと音が聞こえて、ナカが透也さんの指を何本も飲み込んでいく。
「と、とおやさん……好き」
「好きだよ、琉貴。すぐにこんなに可愛くなっちゃうとこ、大好き」
透也さんが指を抜き、俺の足を大きく開く。再び硬く張りつめた剛直を、指の代わりにゆっくりと挿入ていく。
「あっ! ああああ!」
「……ッ! ……琉貴のナカ、うねってる」
肉襞をみちみちと押し開き、奥まで透也さんが入ってくる。嬉しくて、気持ちよくて、目の奥がじわっと熱くなる。頬を撫でる透也さんの手を取って、指先に口づけた。
「好き……」
透也さんが自分のナカでぐっと大きくなっていく。
最初のコメントを投稿しよう!