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episode10
夏休みはお互いの実家に挨拶に行った。
うちは父親を病気で亡くしていて、母親が1人で暮らしている。
いままで女を実家に連れてきたことがない俺に不安を抱いてたらしく・・。
愛唯子を紹介するとすっかり仲良くなって連絡先を交換していた。
「廉のお母さん、可愛らしい方だった。」
「たまに連絡してやってくれると喜ぶよ。俺はなんにもしないから」
愛唯子の両親に挨拶に行くときはかなり緊張した。
愛唯子も俺のうちに来たときは緊張したんだろうと思う。
愛唯子のお母さんはキレイな人で、お父さんもダンディーな感じだった。
「遠矢さん、愛唯子は甘えるのがへたくそで損することがよくある子です。
自分が我慢することで物事を収めようとしているように思います。
愛唯子が我慢せず本音を言えて、甘えられる方であれば私たちは大歓迎です。」
「俺はいつでも愛唯子さんには自分の気持ちを伝えています。愛唯子さんとは
友達の期間が長かったので愛唯子さんの性格とかはなんとかわかっています。
俺も愛唯子さんには俺には甘えて欲しいと思っています。ちょっとずつですが
甘えてくれていると思います。若輩者ですが、愛唯子さんを幸せにしたいと
思っていますし、愛唯子さんと良いことも、悪いことも半分していきたいと
思います。愛唯子さんと結婚させてください。よろしくお願いします。」
俺はちゃんと伝えられたのだろうか・・・。
隣の愛唯子は涙ぐみながら俺の方を見ている。
「遠矢さん、廉くん。愛唯子をよろしくお願いします。」
「ありがとうございます。」
これでお互いの両親には結婚のOKをもらった。
入籍をするのは12月24日に決めている。
愛唯子が俺の奥さんになるんだ!
スーツを脱いでパンイチで上半身裸でベットに寝ころぶ。
愛唯子を無性に抱きしめたくなった。
「めいこー」
「なに?そんなかっこで寝ないで早く着替えないと風邪ひくよ?」
ロング丈のTシャツワンピースを着た愛唯子が俺の顔を覗き込む。
愛唯子の手を引っ張って俺の胸の中に閉じ込める。
「ちょっと・・廉?どうしたの?」
愛唯子が俺の体から少し離れると、目と目が合う。どちらからともなく
自然と唇が重なる。
チュッ。チュッ。何度も唇を重ねながらお互いの気持ちが高まっていく。
愛唯子の息継ぎのタイミングを見計らって愛唯子の舌を捕まえて絡める。
愛唯子の鼻から甘い声が漏れる。
愛唯子は俺を組み敷いている状況だから愛唯子は俺にされるがままだ。
キスをしながら愛唯子のTシャツの中に手を入れて背中のホックを外す。
両方の胸を下からゆっくりと揉みながらツンと立った胸先を軽くつまむ。
「あ・・ん・・」
愛唯子の体がピクリとする。唇が離れると愛唯子が俺の首筋にキスをする。
それから俺の胸先にもキスをされる。
「ん・・」
俺も声が出てしまった。
愛唯子のTシャツワンピとブラを抜きとり下着だけになった。
愛唯子の足をなぞりながら下着越しに触れるとすでにしっとりしている。
「愛唯子・・もう濡れてる・・・愛唯子・・・キスしてよ」
愛唯子はとろんとした顔で俺にキスをしようと近づく。俺は舌を出して
愛唯子のキスを迎え入れる。
下着の間から愛唯子の中に指を入れると俺の指を飲み込んでくる。
指を入れてかき混ぜるとどんどん蜜が溢れてくる。
蜜を指に絡めて花芯をなぞると体を弓なりにさせて快感に溺れていく。
「や・・・あん・・れん・・だめ・・そこ・・」
「だめじゃないよね?愛唯子。ここも一緒にしてあげるね」
体を起こし、胸先を口に咥えて舌で転がしながら愛唯子の中にある指を
動かしながら花芯に触れると愛唯子は甘い声を上げて達し俺の胸の中に
落ちてきた。
愛唯子がするすると下に下がっていき、俺のボクサーパンツに手をかける。
ボクサーパンツから俺の分身が臨戦態勢で姿を現す。
それを優しく握ったと思ったら口の中に入れられた。
先を舌で舐めらながら手で上下に動かされ、気持ちよすぎてヤバイ・・
「愛唯子・・う・・・出ちゃうから・・・」
愛唯子の口から抜き出す。
サイドテーブルの引き出しから避妊具を取り出して装着する。
愛唯子の下着を脱がす。
「愛唯子、そのまま降りてきて」
愛唯子は一瞬戸惑ったが、俺の分身を握りゆっくりと腰を落として飲み込んで
いく。
俺は下から愛唯子を突き上げる。愛唯子はそれに合わせるように腰を揺らす。
抱きしめながら愛唯子の花芯に触れると愛唯子は声を上げ更に腰を揺らす。
「ダメ・・や・・・れん・」
俺を見る愛唯子の顔があまりにも官能的すぎて、夢中で愛唯子の唇を激しく奪う。
2人の息と、愛唯子の甘い喘ぎ声と、出入りする水音がベットルームに響いて
いた。
対面座位で果てた愛唯子の体制変えて愛唯子をベットに寝かせる。
意識が朦朧としている愛唯子の唇にキスを落としながら、また愛唯子の中に
戻る。
「あ・・ん・・」
愛唯子は俺を抱きしめて快感に身をゆだねている。
「愛唯子、愛してる。もうイッてもいい?」
愛唯子は喘ぎながら何度も頷く。
俺は律動の速度を速め愛唯子と一緒に果てた。
愛唯子は隣ですやすやと眠っている。俺は愛唯子の右手の薬指に婚約指輪を
はめて愛唯子の頬にキスを落として眠る。
起きたら愛唯子はびっくりしてくれるかな。
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