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episode13
金曜日、香坂の歓迎会を部署ですることになった。
行きたくはなかったが、俺の仕事のフォローに入っているから行かないわけにはいかず・・・。
「早く帰ってくるから」
「部署の人との交流も大事な事なんだからゆっくりしてきていいよ。」
「1次会で帰るから、その後2人で飲みにいきたい」
「いいけど・・・2次会に行かないといけなくなるともしれないから
私が、おつまみ作って家で待ってる。」
歓迎会に行く前に愛唯子にはメッセージを送った。
俺の隣にはなぜか香坂が座る。
上司の挨拶と、香坂の挨拶の後に乾杯し歓迎会が始まる。
「遠矢先輩、ビールですか?」
「ああ」
香坂が俺のグラスがあいたのをみてすぐに次いで来る。
「お酌とかしなくていいよ。みんなと交流してきた方がいいぞ」
「私は遠矢先輩と交流したいんですけど。ダメですか?」
『香坂さんは遠矢ねらいなの?遠矢はダメダメ。広報部の新藤さんに夢中
だから』
「広報部の新藤さん?」
『そう。うちの社内でも3本の指に入るほどの美人さんなんだよ』
先輩が絡んでくる。
これ以上愛唯子の話になるのは面倒なことになりそうだったから
話題を変えて先輩を遠ざけた。
「私・・・遠矢先輩に振られてからも先輩のことずっと好きです。
先輩がこの会社にいると知って、この会社にはいったんです。私じゃダメ
ですか?」
「・・・・」
「彼女になれなくてもいいんです。2番目でも・・・体だけでも・・・」
こいつはこんな場所でなんてことをいうんだよ。
「俺がこの会社にいるって誰に聞いたの?」
「大学のOB会で聞きました。誰からは覚えていないですけど・・・」
誰だよ人の個人情報漏らす奴。俺がいるから転職してまでこの会社に入って
きたとかストーカーじゃん。
「今は、彼女の事しか考えられないから。」
「・・・」
「あのさ・・今って君の歓迎会なんだよ。こんな話してる場合じゃないん
じゃないの?」
俺はグラスを持って同期の坂上亮二(さかがみりょうじ)所に移動した。
『どうした?』
「いや、香坂さんちょっと苦手・・・」
『大学の後輩なんだろ?』
「告られたことあって振った。』
『モテる男は大変だな。新藤に怒られるぞ』
「愛唯子にはちゃんと話してあるよ。」
『ラブラブでうらやましいよ』
「明日さー翼と3人で飲めないかな」
『いいけど・・なんかあったのか?』
「いや・・・何もないことを祈るよ。今日は1次会で帰るから。
亮二もあいつには気を付けろ。」
『ああ』
1次会が終わって、2次会に行く人、別に飲みに行く人、帰る人でそれぞれで
動いていく。
俺は帰ることを告げる。駅方面に移動してタクシーを待つ。
急に腕に重みを感じた。隣を見ると香坂がいた。
「離してくれる?」
「遠矢先輩は2次会行かないんですか?」
「行かないよ。彼女の所に今からいくから」
「私を1回だけ抱いてくれませんか?」
「無理」
「それで諦めますから。大学の時なんて誰とでもしてたじゃないですか?」
「それは大学の時の話だ。今は彼女だけだから。」
俺の腕に巻き付いてる香坂の腕を無理矢理外した。
タクシーが俺の前に停まる。「お疲れ」といってタクシーに乗り込む。
扉が閉まる瞬間に、香坂が何か言ってたが内容は聞こえなかった。
マンションの前でタクシーを降りて、翼に連絡をする。
『もしもし』
「翼?明日の夜って時間ある?」
『あるよ』
「亮二と3人で飲まないか?」
『いいよ』
「じゃあ。場所とかまた明日連絡する。」
なぜか香坂が気になって仕方がない。亮二と翼には話だけはしておいた方が
いいと直感した。
愛唯子には余計な心配をかけてはいけないから今のところはこの話はしない
方がいいと思っている。
玄関の扉を開けると、愛唯子が部屋着で俺を迎えてくれた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
「楽しかった?」
「愛唯子がいないから楽しくなかった」
俺は愛唯子を抱きしめる。そのまま抱き上げてリビングに向かう。
「明日、亮二と翼と飲んでくる。」
「分かった。私は適当になんかしてるよ」
「愛唯子は動けないと思うから1日ゆっくりしてるといいよ」
俺の言っていることに??な顔をする。
愛唯子に軽く口づけする。愛唯子は分かったようだ。
その瞬間に愛唯子の口の中に舌を入れ、愛唯子の舌を捕まえる。
「ん・・はあ・・ん・・れ・・ん」
唇を離すと2人の唾液が糸を引く。
「俺が今から愛唯子をたくさん愛してあげるから覚悟しといて」
愛唯子はキスでトロンとした目をしている。お姫様抱っこして
ベットルームに運び、ベットに放り投げて愛唯子に覆いかぶさる。
「愛唯子、舌出して・・もっと・・俺を求めて」
愛唯子が恥ずかしそうに出した舌を俺の舌で捕まえてそのまま愛唯子の口腔内に侵入する。
キスをするたびにチュッ、チュッと官能的な音が聞こえてくる。
今日の1回目は服を着たままでしたいと思ったから、愛唯子のTシャツの中に
手を入れて背中のホックを外す。そのまま胸に手を伸ばして主張し始めた
胸先を指で摘まむと愛唯子の体が反応する。
片方の手はショートパンツの上から下着の中に入れるとすでに濡れている。
指でちょっと触るとクチュと水音がした。
「ん・・・ん・・・」
口をキスで塞がれているから鼻から声が漏れる。
そのまま指を入れると腰が揺れる。俺の指をどんどん飲み込んでいく。
声を聞きたくて唇を離す。
「愛唯子、すごい濡れてる。」
愛唯子の中に入っていない指で、愛唯子の花芯を弾くと愛唯子の体が
弓なりになる。
「あん・・・やん・・・」
花芯に刺激を与えながら、指の動きを速めていく。
「れん・・れん・・だめ・・・もう・・・」
「愛唯子もういっちゃうの?イッていいよ。いっぱいいこうな」
胸の頂きを甘噛みする。
「あん・・や・・・そんな・・全部・・・だめ・・やめて・・」
「愛唯子・・ダメなの?じゃあ止めるよ。」
唇と指の動きを止める。イク寸前だった愛唯子は戸惑っている。
「愛唯子・・そんな淋しいそうな顔して・・・イキたかった?
でも愛唯子がだめ・やめてっていったんだよ?俺は愛唯子が嫌なことは
したくないから」
今日は愛唯子に俺を求めてほしくてわざと意地悪な事をしている。
「俺は、愛唯子がして欲しい事しかしないよ。俺に愛唯子はどうして
欲しいの?」
「れん・・・」
「ん?何?愛唯子」
愛唯子は体を起こし俺に抱きついて耳元で言う。
『廉が欲しいの・・・』
「愛唯子。俺の入れて欲しい?」
頷く愛唯子。そんなのはダメ。
「ちゃんと愛唯子の言葉で聞きたいなあ」
「・・・れん・・今日・・・意地悪だよ・・」
「俺は、俺のモノを愛唯子の中に入れたいけど?」
「・・れん・・はずかしいよ・・」
「じゃあ。今日は終わり」
俺はベットから降りた。
愛唯子の目が俺を求めているのが伝わる。腰ももじもじしていて愛唯子の体も
俺を欲しているはずだ。
俺の下半身だって臨戦態勢に入っている。
「廉・・の・・い・・れ・・て・・」
愛唯子の顔が真っ赤になって妖艶さが増す。
「じゃあ。愛唯子後ろを向いて俺にお尻を向けて」
愛唯子は俺の言うとおりに四つ這いになり俺の方にお尻を向ける。
俺はズボンと下着を足の付け根位まで下げると、愛唯子の中に入りたい俺の
下半身がボロリと出てくる。先っぽからは汁がしたたり落ちそうだ。
ポケットに忍ばせていた避妊具を素早く装着する。
ベットに上り、愛唯子のショートパンツと下着を膝下くらいまで下げて、
中に指を入れる。少し水気が減っていたが少しずつ指を動かすとまた蜜が溢れてきた。
「愛唯子が俺を求めてくれたからご褒美あげるね」
俺は愛唯子の中にゆっくりと挿入した。
「あー--」
愛唯子のなかが痙攣している。
「愛唯子、いれただけでイッたの?」
愛唯子は恥ずかしいのか首を横に何度もふる。
ギリギリまで抜いて一気に後ろから奥まで突入する。
「あん・・あ・・・や・だ・」
「ヤダっていったらまた止めちゃうよ愛唯子」
「やめないで・・れん・・」
愛唯子も快感の波が押し寄せてきているからどんどんいやらしい言葉が
言えるようになってきた。
後ろから手を回して両方の胸を揉みしだき、頂を両手でぎゅっとつまむと
背中を弓なりにして感じている。
片方の手を胸の頂に残し、愛唯子の首筋に強く吸い付くと赤い花が咲いた。
背中にも何個も赤い花を咲かせる。
そのたびに愛唯子の体が反応し、中で俺を締め付けてくる。
「ん・・・・あ・・・おかしくなっちゃう・・」
俺を煽るような言葉が愛唯子からでて俺の下半身が大きくなった。
そろそろ愛唯子と一緒に果てたい。
「愛唯子。愛してる。」
愛唯子の中を何度も出し入れする。官能的な水音が部屋中に響く。
それに愛唯子の甘い喘ぎ声がプラスされてどんどんヒートアップする。
強く打ちつけながら愛唯子の花芯に刺激を与える。
「それ・・だめ・・あん・・」
「ダメはなし。気持ちいいならいいって言って愛唯子」
花芯の刺激を強める。
「あん・・・気持ち・・いい・・の・・」
ヤバイ、もうもたない。どんどん動きを速める。
「愛唯子。愛唯子。もう俺もダメそう・・イケそう?」
何度も頷く愛唯子。奥を突きまくって2人で果てた。
「愛唯子・・大丈夫?」
冷静になると、2人とも服はほぼ着たままで愛唯子は四つ這いのまま
突っ伏していて、レイプした後のようになっている。
愛唯子の部屋着を整えて、横になっている愛唯子を抱きしめた。
「廉・・・意地悪。恥ずかしかった・・」
「ごめん。でも愛唯子もいい感じになってただろ?」
そういうと顔をみられないように、俺の胸に顔をうずめた。
本当に俺の愛唯子はかわいいと実感する。
それから、風呂場で抱いてベットルームに戻ってまた抱いてと朝まで
愛唯子を抱きつぶした。
最後は愛唯子は気を失ったまま眠りについた。
さすがに夜は出かけないといけないから俺も愛唯子と一緒に眠った。
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