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episode4
あいつのせいで・・・せっかく楽しくデートしてたのに。
「メイ。このまま食材買って飲んじゃおうぜ!」
「・・・」
「気乗りしないなら、送ってくぞ」
「大丈夫。飲む飲む!」
それからのメイはいつものメイだった。マンション近くのスーパーで
軽食と酒を大量に買い込む。
冷蔵庫に入れる必要のあるものは入れる。順番にシャワーを浴びリラックスモードで飲み始める。メイは昨日より更にピッチが速い。
ビール、ワイン、シャンパン・・・・
「メイ、飲みすぎじゃないか?水持ってきてやるから」
「遠矢のさー。Hがつまらない女は嫌?」
突然メイが言い出した。
「さっきのあいつの話?あいつがへたくそだっただけだって。メイが気に
することないよ」
「私さーHにあんまりいい思い出ないんだよね・・・・。つきあったことがある人はそこそこいるけど、Hはそんなに経験はなくて・・・。でも誰としても痛いだけで全然みんながいうような気持ちいいなんて思えない・・・。見た目がこんなだからすぐやれるみたいに思われて・・・渡部さんは3ヵ月まって
やったんだからって言われてしたけど・・・」
メイの大きな瞳から大粒の涙がこぼれていた。
「メイ・・・」
メイを抱きしめた。あいつマジでメイを傷つけやがって。
「メイ、もう今日はおしまいにして寝た方がいい。ベットいこ!」
メイからグラスを取り、俺のベットルームに連れていく。
「ほら、寝てこい。俺は向こうにいるから」
メイに背を向けて部屋を出ようとすると、メイが俺の背中に抱き付いた。
「メイ?どうした?」
「遠矢は私を気持ちよくしてくれる?」
メイからの一撃にクラクラする。
「メイ。自分をいじめるのはよくないから。俺も一応男だから、そんなことを
言われたら抱きたくなる」
「私は抱きたくない?」
背中からメイのぬくもりを感じる。メイの方に体を向ける。メイはすがるような瞳で俺を見つめてくる。
メイを抱きしめて確認する。
「メイ。もう、途中でやめられないよ?」
「分かってる・・・」
俺はメイの唇にそっと唇を重ねる。メイの涙でしょっぱいキス。
唇を重ねるたびに「チュッ」という音が何度も聞こえてくる。
キスの合間に口が少し開いた瞬間にメイの口の中に舌を入れる。
メイはぎこちなく俺の舌を受け入れる。
膝から崩れそうになるメイの体をささえてそのままベットに押し倒す。
メイを見下ろす。すでにとろけるような顔をしている。その顔で俺の下半身が反応しているのが分かる。
「メイ、俺を見て。」
メイを目が合って、またメイの唇を奪う。背中に手を入れてブラジャーの
ホックを外す。ロンTの下からたくし上げる。
部屋は真っ暗だけど、扉の隙間からリビングに光が少し入ってくるから
メイの体を少し見ることができる。
メイの体はとてもきれいだ。他の男がみたかと思うとムカつく。
胸にそっと触れると声が漏れる。胸の頂が少しずつ主張してくるのが分かる。
片方を口に含んで舌で転がす。
「ん・・あ・・・」
メイが感じてくれている?片方の手を下着の方へ移動する。
下着越しに少し濡れているのが分かった。俺はメイの手を取ってメイの下着の中に誘導した。「くちゅ」という音が部屋に響く。
メイは手をひっこめた。
「メイ、濡れてるの分かった?メイは愛のあるSEXをしていなかっただけ。
愛のあるSEXは気持ちいいんだよ。俺はメイが大好きだからメイに気持ちよく
なって欲しいと思ってSEXしてるよ。だからメイは俺の愛を感じて」
メイの服を脱がして、俺も服を脱ぎ捨てる。鍛えといてよかったと思った。
だらしない体だったらカッコ悪すぎる。
メイに気持ちよくなってもらうために、メイの足の間に顔をうずめる。
メイの入り口を舌で愛でる。
「遠矢・・きたないよ・・ん・・・」
「何も考えなくていいから・・・」
メイの花芯に舌をあてながら、指を中にいれてみる。メイの中は蜜が溢れて
いた。指を動かす度にメイから喘ぎ声が漏れる。
メイは口を押えて声を出さないようにするからメイの手をつかんだ。
「メイ。声、我慢しないで。俺に聞かせて。メイが感じてるってわかるから」
指を増やして動かすとどんどん蜜があふれ出す。
メイの声も止まらない。
「だめ・・や・・・こわい・・とおや・・・」
「メイ、イキそう?怖くないからイッていいよ」
指と舌の動きを更に速めて、胸の頂きを舐めあげるとメイは体をのけぞらせて
達した。
「メイ・・大丈夫?」
「遠矢も・・・・気持ちよくなって・・」
イッた後のメイが妖艶過ぎてもう我慢ができなさそうだ。
サイドテーブルから避妊具の袋を出し装着する。
「メイ。入れるよ。痛かったらいって?」
「う・・ん」
メイの入り口に俺のものをあてがいゆっくりとメイの中に入った。
「きつ・・。メイ・・痛くない?」
メイの中の締め付けがヤバイ。すぐに出てしまいそうになる。
メイはうなずいている。
「動くよ」
ゆっくりと腰を動かしていく。抜こうとすると引き戻されそうになり、奥に
入ると絡みついてきて、俺も声が出てしまう。
俺の動きに合わせて、メイから甘い声がでる。
「ごめん、メイの中が気持ちよすぎてイキそう。メイはイケそう?」
俺は更に腰の動きを速めて花芯をなぞる。
「あ・・ん・・・や・・なんかヘン・・」
「メイもイキそうなんだな。一緒にいこう」
俺は本能のままにメイを攻め立ててしまい2人で果てた。
メイは意識を手放してしまったようだ。
メイの中から俺のものを抜きだし避妊具を外す。
メイの体をホットタオルを用意して全身を拭いた。
メイが眠っている間にシャワーを浴びた。
メイがSEXをどう思ったんだろうか・・・。
ちゃんと告白してないのにやってしまった・・・。
冷蔵庫からペットボトルの水をもってベットルームに戻る。
ベットに座るとメイの目がうっすら開いた。
「メイ。水持ってきたけど飲む?」
「うん・・・」
メイが体をゆっくり起こす。ペットボトルの蓋をあけてメイの口あてる。
いっぱい甘い声をだしたからゴクゴクと喉に水が入っていく。
ベットのはじに腰掛ける。
「メイ体は大丈夫?ごめんな。」
「私こそごめん。無理なお願い聞いてもらって・・・。忘れてもらっていいから・・・彼女とかいたらごめん・・・・」
メイはワンナイトのつもりなのか?このままではダメだ。気持ちを伝えないと。
「彼女なんかいねえよ。そんなのいたらお前に泊まりに来いとか言わないだろ!メイが好きだから抱いたの。俺の気持ち体に伝わってない?」
「だって遠矢、彼女いたよね?」
「いつの話だよ。会社入って少しして別れたよ。俺はお前に2年くらいずっと
片思いしてんだよ。気づけよ。お前の失恋話聞いてる身にもなれっての」
「ごめん・・・遠矢のことそんな風に思ったことなかった・・・・」
「知ってる。」
「俺はメイが好きだ。だからメイと付き合いたい。」
「今、混乱してる。遠矢とのH今までと全然違くて・・・遠矢のこと
嫌いじゃないけど・・・友達だって思ってた・・・・渡部さんとも別れた
ばっかりだし・・・・ちょっと時間が欲しい」
メイらしい答えだ。
「わかった。でも俺はもう我慢しないから、メイを俺の彼女にする
ために全力でアタックするから覚悟して。今日はゆっくりここで寝て。
俺はリビングで寝る。これ以上一緒にいたらメイをまた抱きたくなるから
おやすみ」
ベットルームからリビングに戻る。体の興奮が冷めない俺はまだ残っている
酒を飲み始めた。
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