585人が本棚に入れています
本棚に追加
episode8
目を覚ます。時間はまだ6時。俺の隣で裸のままの愛唯子が眠っている。
昨夜は恋人になって初めてのSEXがあまりにも幸せ過ぎてかなり
愛唯子に無理をさせてしまった。
「ん・・遠矢?」
「愛唯子・・おはよう。」
「ん・・・」
「風呂いく?」
「ん・・」
愛唯子は瞼をゆっくり閉じた。俺は愛唯子をベットに残しシャワーを浴びる。
昼前にチェックアウトしてホテルでランチを食べてから、今日は俺のマンションで過ごす予定。
本当はもう1泊いたいところだが、明後日は仕事だから仕方なく。
年末年始にお互いに予定がなければ仕事納めの日から仕事始めの日まで
ずっと愛唯子と一緒にいたい。
パンイチでタオルで頭を乾かしながらベットに戻る。
まだ愛唯子は寝ていた。布団に潜り込んで愛唯子を抱きしめる。
「ん・・・」
愛唯子が俺にすりよってくる。
愛唯子を俺の方に引き寄せて愛唯子を抱きしめる。
「愛唯子。あいしてる」
「れ・・ん・・」
??今、廉って言ったよな?俺の名前だよな?俺の夢を見てるんだろうか?
夢の中じゃなくて、隣にいる俺に名前を呼んで欲しい。
ゆっくりと愛唯子の瞼が開く。
「髪・・濡れてるよ?」
「シャワー浴びてきたから・・」
「・・・」
「愛唯子・・体は大丈夫?俺・・嬉しすぎて・・・」
「ん・・・ちょっと体がダル重い感じするけど・・・遠矢の気持ち
いっぱい感じれた」
遠矢か・・・俺から名前で呼んでくれっていうのはな・・・気長に待つか。
「私もシャワー浴びてくる」
愛唯子が体を起こす。
ベットから出てガウンを愛唯子に渡す。
愛唯子は恥ずかしそうに、布団の中でガウンを着てベットから降りようと
すると案の定、膝がガクッとなり崩れ落ちそうになったので俺は抱きしめた。
「俺が愛唯子を愛しすぎちゃったからだな。ごめんな。お詫びに体洗って
あげるから一緒にバスルーム行こうな」
バスタブにはお湯は満タンになっている。きっと愛唯子は立ち上げれないと
予想済み。
愛唯子を抱き上げてバスルームへ。
「やだよ。1人で大丈夫だから」
「昨日、愛唯子の体は隅々まで見たし、愛唯子も俺の裸みたでしょ?
お互い様だから恥ずかしくないよ。」
愛唯子のガウンを脱がして、愛唯子をバスタブに座らせる。
パウダールームに戻ってボクサーパンツを脱ぎ、バスタブに入り愛唯子を
後ろから抱きしめる。
愛唯子の体のあちこちにある俺がつけたキスマークをみて体が熱くなる。
首筋にキスをする。
「やん・・・。」
「愛唯子、好き。愛唯子、大好き。愛唯子、愛してる。」
愛唯子への気持ちが溢れ、耳元で何度もささやく。
愛唯子の体がピンク色に染まっている。
愛唯子が体をくるりと回して俺を抱きしめた。
「愛唯子?」
俺の耳元で愛唯子はいった。
「廉、好き。大好き。愛してる。」
廉って呼んでくれた!好きって!大好きって!愛してるって!
俺の理性はぶっ飛んだ。
バスルームで愛唯子をまためちゃくちゃに愛してしまった。
最初のコメントを投稿しよう!