霊媒師 夕霧弥生 第四章 運命

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夕霧達が起きた頃、ライとゴン太はベットで 高いびきで眠っていた 「リン、スッゴイいびきだね、疲れたんだろうね 食事の用意しておこうっと!」 「夕霧は食事が作れるのか?」 「簡単な物しか作れないけどね ビナよりはマシかも」 そこにビナが2階から降りて来た 「誰とマシだって?認めるけどぅ」 「おはようビナ、良く眠れた?」 「当然よ、私好みの部屋は最高なんだもの」 「そうだよね、ビナらしいお部屋だし」 「シャワー浴びて来るわ」 「毎朝シャワー浴びるんだ流石、美の女神 ビナね」 「うふっあーた、いい事言うじゃないの ありがとう」 鼻歌を唄いながら、ご機嫌な様だ シャワーの音が、随分早く止まった ビナが慌てて、出て来た 「どうしたの?もうシャワー終わったの?」 「違うの察知したわ、行かないと!」 「ええ、どんな奴?、鍛錬の為に 私も着いて行っていい?」 「いいけど、大丈夫なの?レベルは上がってるけど ついて来れるの?」 「ビナ、私が保証する、夕霧はビナより 強いかもしれないぞ」 「へっ?嘘ぉ〜まだ新米じゃないの 私について来ても、助けてあげられないわよ 責任はリンが取ってよ、じゃあ行くわよ」 2階のバルコニーから、ビナと夕霧は剣を握ると 変身し、ビナは大きな白い鷹に飛び乗った 夕霧は火の鳥に飛び乗った 「ええ〜リン、あーた何て美しいの 不死鳥の火の鳥よね!初めて見たわ、素敵ねえ ふうと大違いだわ」 「キイ〜、ダサくて悪うございましたデス」 「あっそう言う意味じゃないから、機嫌直して 私はふうが1番だと思うよ」 「ピユ〜、リンに勝てる鳥は居ないデス 誠に美しいデス」 「ふうもとても素敵よ、こんなに大きくて 真っ白な鷹、私見た事ないわ、ねえリン」 「そうだな、ゴン太と同じ大きさだな ふうの力強さが溢れているぞ」 「ピユ〜、ありがとうデス」
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