霊媒師 夕霧弥生 第四章 運命

12/24
前へ
/24ページ
次へ
「ビナの戦闘服も素敵ね、紫とシルバーなのね マントは薄紫にロングブーツ良く似合ってるね」 「ありがとう夕霧、大人の魅力って感じが いいでしょ?髪の毛も紫よ、変身した時だけなの あーたの戦闘服も黒にゴールド マントも黒、ロングブーツもクールでかっこいいわぁ 髪の毛もロングヘアーで金髪なのね」 「ありがとうビナ、私、金髪?ロングヘアーなの? ショートヘアーの筈だけど、あれ?この髪長い 鏡見たいな、似合ってる?」 「うん、バッチリよ、帰ったら見ればいいじゃない この辺の筈だけど、ふう 何処か分かる? 臭いはするんだけど」 「姿を消してるデス、あの森デス、行きますデス」 ふうは、いきなり方向転換し森に急いだ 「流石ふうね、鷹の目ってヤツなのよ 夜は目の色が変わって、暗闇でも見えるの」 「ふうは凄いね、悪霊は何処? 私何も見えないんだけど」 「夕霧、心の目を思い出すのだ」 私は大きく深呼吸して、目を閉じた 「見えた!アイツ透明になってる! 悪霊は1匹、殺ってやる!」 「夕霧、本当にレベルupしてたのね アイツが見えるなんて、あーた凄いじゃない 私は凄く時間かかったのにぃ」 「このままじゃ、逃げられる! 赤い雨で色を付けるから、ビナは風で飛ばして あの岩迄追い込むのよ!」 「分かった!夕霧」 剣を抜くと炎の剣が水の剣に変わった 「水の精霊よ、赤い雨を降らせよ 紅赤降雨!」 ザアーと赤い雨が降りしきる中、魔物の姿が紅く 染まった 「アイツだ、もう逃げる事は出来ないわよ! 大旋風剣!」 「悪霊は飛ばされて逃げて行く、リン、ふう 追い掛けて!」 リンとふうは、凄い勢いで悪霊に近ずき ビナが剣を振りかざし、斬りつけた 悪霊は、2つに分かれた 「まるで、クラゲかイカみたいだけど 何で、増えるのよ」
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加