霊媒師 夕霧弥生 第四章 運命

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「嘘!なんかベタベタする物を飛ばしてきたわ 触手が長い、あっ!これは酸よ木が溶けて行くわ 夕霧気をつけて!」 「当たると皮膚が溶ける、バリアーを使って! 氷らせるしか駄目か 極氷凍結牙剣!」 勢いよく氷の鋭い柱が地面から、バリバリと 音を立て盛り上がり、悪霊を氷の中に閉じ込め 鋭い氷の先が悪霊を貫いた 「ギイャアアアア」 「殺った!」 「こっちのヤツは任せて 極風連鋭波!」 風が鋭く渦をまき悪霊は、巻き込んだ所で 鋭い風圧剣で悪霊を貫いた 「グゥワアアアア」 「殺った!」 「殺ったね!ビナ」 「夕霧、増やしてごめんなさいね」 「そんな事ないよ、私も斬るつもりだったもん 完了したね ビナ後はお任せします」 「そうね、ふうとリンに玉をあげないとね 風の精霊よ、魔物を抹消せよ 連風浄化!」 2つの魔物は黒い霧となった 浄化された白い霧は玉となり、リンとふうは ゴクリと飲み込んだ 「大して美味くないデス」 「精霊の源の為だ、我慢しろふう」 「夕霧、赤い雨止めた?森で分からないけど」 「あ、そうだった! 水の精霊よ赤い雨を止めよ」 「相変わらず呑気ね、あーたは」 「ごめんなさ〜い、エヘ あいつに人間の魂が無くて良かったね」 「リン、水の精霊が今の姿なの? なんて美しいの見惚れちゃうわ、ずるいわね あーた!綺麗な子ばかりじゃないの」 「リンが私を家族として、選んでくれたんだもん」 「どう言う意味よ、今の言葉刺さるわぁフン! さあ帰ろう、ふう」 「美味しいご飯食べたいから、急ぐデス」 「私もだ、ふう」 「食いしん坊さんね、リンもふうも」 「あーたはお腹空かないの? 私はお腹ぺこぺこよ、シャワーも途中だし ぶっ飛ばせぇ〜ふう、リン」 「リンはとても綺麗デス」 「ふうちゃ〜んもう、それはいいのよぉ 愛と美の女神に傷つけたいの!」 「ごめんデス.....」
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