霊媒師 夕霧弥生 第四章 運命

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「とにかく、各自の部屋に行って見てはどうだ?」 リンが2階の各自の部屋を見る様に進めた 「そ、そうだねリン、ドア開けるの怖いよ」 「そやな、エライ部屋と違うかぁ」 「眠れば見えぬぞ」 「眠れるかが問題なのよ ドア見てよ、白のドアに金の輪の中に金で Y&Rだよ ドアノブもアンティークな金 廊下はフローリング、壁は白で良かったけど」 私は恐る恐るドアを開けた 「ええ〜嘘でしょ」 「何と!壁がピンクとは......」 豪華なベットは白でセミダブルサイズ 淡いピンクのシルクの布団と羽枕 ベットの横にサイドテーブル その上にシェードランプ 絨毯はグレーでふかふか、部屋履きはピンク 重厚なカーテンは、淡いピンクの花柄 ウオーキングクローゼットは扉は白 中に入ると勝手にライトがついた 着た事の無い様な、服が掛かっている 靴、バック等全部揃えてあった 白いドレッサーも女優ミラーで鏡の周りに ライトがついていた 化粧品も全てチャネルで統一されている 部屋の中央にソファーその前に丸いテーブル パカラの花瓶に花迄飾られている 正面の壁にテレビが額の様にあり 部屋の角には、木の鉢植えが際立っていた 「嘘だぁビナ〜」 「どうしたの?気に入った?」 「ビナの部屋見せて」 「いいわよ」
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