霊媒師 夕霧弥生 第四章 運命

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「仕方ないわね、みんなで手分けして今夜 その部屋に侵入する」 「だな、姿は見えねえしカメラにも映らねえ」 「悪霊がついていない人を優先しよう 自殺者、他殺者に振り分けて素早く済まそう どう、夕霧それでいい?」 「ごめんね、私ドジばっかりでみんなに 迷惑かけてばっかり......」 「夕霧とリン、みんな仲間でしょ 水臭い事言うと怒るわよ!」 「そやで、俺らみんな仲間ちゅ事忘れんといてや」 「うん、みんなありがとう」 その頃、業者達はサクサクと仕事を進め夜には全て 終わった 家具類もセッティングされた 「ありがとうございました、遅くまでご苦労さまでした、少しですがこれでお食事でも」 お金を封筒に入れ、手渡し業者達も喜んで帰って 行った 飛んで私の部屋を見に行った 「わあ素敵だねリン」 「おお、落ち着ける部屋だな、気に入ったぞ」 ベージュ系の落ち着いた部屋に満足した チャネルの化粧品は、使わせて貰う事にし ベットはカバーを変えてそのまま使う事にした ライの部屋も自分好みの部屋で満足している ライが夕食を作ってくれた 「美味しい、ライって凄いね」 「でしょ?私包丁使った事無いの だから、食べるだけの人よ」 「ビナは料理出来ないんだ」 「そうなの、一度じゃがいもの皮剥いて血だらけのじゃがいもだったわね」 「皮むき機ピーラーがあるのに」 「そうよ、それで血だらけ」 「嘘でしょ?どうすれば、そうなるの? 1人の時どうしてたの?」 「ウーバーイーツかスタッフに何日分か 作って貰ってるのよ お手伝いさんを雇うと、見せられない物が 多いしね」 「なるほど.....」 「だから、料理はライにお任せなの」 「そ、そうだね.......いいと思うよビナ」
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