霊媒師 夕霧弥生 第四章 運命

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御仏壇が無いのに気づいた 「御仏壇は何処?」 「此処よキッチンからも、リビングからも行けるわ御仏壇は動かせ無いものね」 「ありがとう、良かったお婆ちゃんごめんね パパママ、昨日何もあげてなかった」 「大丈夫よ、夕霧達が居ない間 私がちゃんとお世話してたわよ お茶とコーヒー、ご飯はウーバーイーツだけど」 「ビナ、何て優しい人なの、ありがとう」 「そうよ、私すーごくいい人なのよ あーた今頃気づいたの?うふっ」 「ごめんね」 「夕霧ごめんねは、いらないわよ 仲間は喧嘩もするし、泣きもするものよ」 「そうだね、仲間っていいね嬉しい」 「困ったら何でも遠慮なく言いや このゴン太が助けたるでぇ」 「ゴン太私もいるが、頼んだぞ」 「リンなんや!その上から目線」 「喧嘩も仲間の証拠デスピュ〜」 「ふうの言う通りね」 「腹いっぱいや、ご馳走さん ライ、いつもながら美味かったで」 「ご馳走様でした、本当に美味しかったよ」 「さて、仕事しますか!」 ビナが突然変わった画面を出した 「これ何?」 「ハア?夕霧も出しなさいよ」 「出すってどうすればいいの?」 「嘘でしょ?リン教えてあげてよ」 「そうだったな、今迄使う事が無かったから 無理もない すまぬ夕霧、指輪を見ろ」 「えっ炎の横に雫の形が、いつの間にか付いてる どう言う事?」 「それは夕霧が水の技を修得したからだ 指で額に当てると見たい画像が出るのだ ライブでな」 「じゃあ此処から、未解決事件を見れるの?」 指を額に当てた 「後藤さんだ!まだ仕事してるんだ これライブ?」 「そうだ」 「後2人も居るけど、どうすればいいの?」 「決まってるでしょ、眠らせるのよ」 「へっ?」
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