霊媒師 夕霧弥生 第四章 運命

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私は画面を抜け家に戻った 刑事達の額に指を付け起こした 「時よ動け!」 すると、眠っていた後藤達が目を覚ました 「アレ?後藤さんいつの間に、こんなに情報が」 「頑張って時間を忘れたんだろう しかし、そんなに電話来たかな? かなり、信ぴょう性あるぞ! 遺体の場所迄、なんで分かったんだ? 地図まで書いて有る物もあるぞ 直ぐ手配だ!」 「はい!至急連絡」 私は思わず応援した 「頑張って、後藤さん」 画面を消した 戦闘服も普段の服に戻っていた 「これで大分減ったわね でも、まだまだヤバい奴らも出そうね」 「みんなありがとう、後は少しずつ一人でやるよ」 「無理もいい所よ夕霧、此処だけで終わりじゃ無いのよ」 「他にもっとヤバい奴がいっぱいいるんだ 今も霊達に、呼ばれてんだぜ 聞こえねえのかよ」 「そうだね、刑事達の仕事ばかり手伝えないよね でも、私には何も聞こえないけど.....」 「それは、波長が合えば聞こえるわ、臭いで何処かも分かるのよ 夕霧大丈夫よ、その内呼ばれるから 結構、事件は時間掛かるだろうから、その間に 他の仕事するべきね、夕霧それでいい?」 「うん、悪霊を始末するのが本業だものね」 「俺らチョット今から行くぜ 助けを呼んでるからよ、夕霧とビナは風呂でも 入って寝ろ」 「ええ、今から行くの?」 「そやで、急がなアカンねん、行って来るわな」 そう言うと、ライはドラゴンに変身したゴン太に 乗り夜空に飛んで行った 「夕霧、今の内に休んだ方がいいから、ライなら 大丈夫よ、この仕事は休み無いからね 休める時に休まないと、体持たないのよ」 「そうだね、毎日誰かが苦しみ、迷い、救いを 求めてるんだよね 夢見て待ってる場合じゃないんだ 私頑張るよ!」 「夕霧、その意気よ」
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