チートは実在するか

1/2
前へ
/149ページ
次へ

チートは実在するか

「蛙の子は蛙」の真逆のことわざに「鳶が鷹を産む」というのがありますが「トンビ」はタカ科タカ目の鳥類なんですね。 魚類に限定すれば「交雑」を起こしやすいので高確率で有り得ます。 魚のメスが産卵するのは無精卵といって卵だけの存在で、その後でオスが受精させる体外受精が出産のスタイルです。違う魚のオスが受精させてしまった場合に全く違う新種が産まれてくることもあります。 鶏や蛙も無精卵の卵を産みますが、蛙はオスがメスを抱いて無理やり卵を出させる強引なやりかたをとります。 交雑にはニ種類あって、人工交雑と自然交雑。 金魚や鯉は人工交雑によりもとのフナから遺伝子を組み換えられた魚類で、ペットショップで売られているハイブリット犬種なども人工交雑で誕生したわんちゃんです。養子縁組で引き取られる子供も何人かも人工交雑で産まれた子供がいます。 とはいえ、人間は一人一人違う生き物なので交雑で繁栄してきたんですが。 人類がお金のためにそうしたんですが、逆によそから移動してきた種が先住種と結婚して新種を産んだ場合、これは進化として認められます。いずれの交雑も同じ科の生物でないとできませんが、進化したぶんだけ生活に不要なものが消えていく退化もします。 「地底人」がいると肯定した場合、蟻やモグラと同じ生活するので、視覚が退化を起こし、紫外線を浴びないので保護するための毛髪がなくなります。逆に視覚を補う為に聴覚や嗅覚が発達するでしょうし、硬い土砂を掘ったりするために、皮膚が堅くなります。異能でいうところの反響定位という技や空間識覚は覚えると思います。 音の反射や反響から対象の位置を正確に読み取るのが反響定位。 空気の動きから対象の距離やスピードなどの情報を読み取るのが空間識覚。ネコやアザラシが持っている能力ですが。
/149ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加