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相馬丈瑠2
宗次からの報告によると、相馬はあれから毎日のように凜のところに
通っているらしい。
凜からも連絡をもらっている。凜もなぜか相馬を気に入ったようだ。
2人がどうなっても俺には関係ないことだ。
相馬はパーティーの次の日に綾乃に会っている。
それから凜のところに通っているということは、綾乃を抱いて凜がよかった
という事だろう。
社長室に相馬を呼んだ。
「失礼します。」
「相馬くん、西城さんと仲良くしているそうだね。」
「・・・はい。」
「業績もかなり上がっている。いいことだ。いいSEXをして欲望を満たすと
自分に自信が持てるだろう。」
「はい。僕の知らない世界を社長に教えて頂きました。」
「それはよかった。ところで、大事な人はどうしたの?」
「彼女とは・・・別れました。」
「彼女より、西城さんとのSEXが良かった?」
「・・・西城さんは僕の欲望を満たしてくれますが、彼女は嫌がられてしまいました。」
「そうか・・・まあこれからも頑張ってくれ。」
「失礼します」
これで邪魔者はいなくなったな。ただ、綾乃はいい女だ。狙っている男は
いるに違いない。次なる手を考えないとだ。
「宗次、そろそろ綾乃と接触したい。」
「承知しました」
綾乃・・・君に新しい世界をみせてやる。
本当の綾乃を解放してやる。
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