始まり2

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始まり2

俺のキングサイズのベットに綾乃を寝かせる。 ワンピースがしわになってしまうのが気になったが初対面で脱がすのは よろしくないと思い仕方なくそのままの格好のまま寝かせた。 きれいな下着を纏っている。胸の大きさも俺好みだ。 白くて長い手足。首筋。俺のキスマークで体全体を埋め尽くしたい。 手足を拘束して・・玩具で・・・俺のモノで・・・楽しみが膨らむ。 綾乃が起きるまで、俺はリビングで仕事をする。 宗次も田代美優を送り自宅に戻ったと連絡があった。 ソファーで少し仮眠をとっていると空が明るくなってきた。 コーヒーを飲みながらタブレットとPCを開け、メールチェックやデータや書類の確認をする。 ベットルームに入るとまだ綾乃は眠っているようだ。 綾乃の隣に座る。おでこにそっとキスを落とす。 「ん・・・」 「おはよう。綾乃さん」 綾乃は飛び起きた。 「あの・・・私・・・ここ・・」 「落ち着いて、ここは僕のマンション。綾乃さんは酔って眠って しまったんだよ。お家が分からなかったからここに連れてきたんだ。 ワンピースは皺になってしまって申し訳ない」 綾乃はシーツの中の自分の状況を確認して俯いた。 「ご迷惑をおかけしてすみません」 「こちらは嬉しい限りですよ。シャワ浴びますか?」 「大丈夫です。帰ります。」 「僕の車で送っていきますよ。」 「ありがとうございます」 俺は綾乃と地下駐車場に移動し助手席にエスコートした。 綾乃に住所を聞き、ナビに入れて綾乃のマンションに向かった。 週末の早朝ということもあり道路はすいていて、あっという間に綾乃の マンションに到着した。 車を停車して、車を降りて助手席の扉を開ける。 「昨日からご迷惑をおかけしてすみませんでした。何かお礼をしたいのですが・・・」 「じゃあ、今度2人でディナー行ってください。」 「分かりました」 「後で空いている日を教えてください。」 これで綾乃のテリトリーに入ることはできた。
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