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真夏の夜の出来事
大学三年生。そろそろ就活、マジで考えないとな、そう思うだけで目茶苦茶憂鬱になる。
夏目なんか真面目だからちゃんと考えてんだろうな、自分と違う夏目を思って、軽くため息を吐いた。
「よぉ久喜、今度俺ん家で飲まない?」
ゲイのカップルの片方が俺に声を掛けた。
「ああ、いいな。でも別にお前ら二人で飲めばいいじゃん、お邪魔だろ」
いや… と顔を曇らせた。
どうやら喧嘩をしたらしい。このままだと別れてしまうかも知れない、と俺に泣きついてきた。そう言われても困ったけど、とりあえず飲み会はするか、となる。
絶好のチャンスだ、夏目を誘おう!
俺は浮かれた。夏目だけだと何だから、差し障りのない所でたまに遊ぶ小島も誘う。
喧嘩をしていたらしいカップルは、無事に俺には知らない所の誤解が解けた様で、隣りの部屋でヤッている。
声がすげぇな、男でもあんな声出すんだな、と、ちょっと下半身が疼いた。
背中に夏目が寝てる。直ぐ背中に夏目が… そう思っただけで、更に疼いてどうにもならなくなる。
夏目だぞ、いいのか? 他の奴らとはワケが違うんだぞ、嫌われたらどうする?せっかくここまで順調に友情を育んできたのに… 。駄目だ、やめろ。
「悪りぃ夏目、ちょっと貸して」
我慢できなかった。
夏目のGパンのジッパーに手を遣り、そーっと下ろして、
って! 夏目も勃ちかけてんじゃん!
堪らず俺は夏目のモノをパンツの上から握って、ゆっくり扱くとすぐに完全にフル勃起。
もう、どうにも止まらなくてパンツをずらして夏目のモノを拝む。
すげぇ。
「夏目、いいモン持ってんな」
思わず声に出てしまう。でも夏目は酔って爆睡してるのか、起きない事をいい事に俺のモノと一緒に握って扱いた。そう “兜合わせ” 。めっちゃ気持ちいい、夏目のモノと合わせて扱いてると思うと、どうにもおかしくなりそうな位に気持ちがよくて興奮した。挿れたい、とか思いながら扱く。
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