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とある一軒の日本家屋の前に着物を着た女子高生がいた。
彼女の名前は和香月美桜
彼女は今時の高校生でありながら可愛いのは勿論、大好きだが可愛い物と同様に大好きな物があった。
それは和の物だった。
着物は勿論、和菓子や和食、華道や茶道の大好きな女子高生である無論、茶道、華道は習っておりプロ並みの御手前だった。
そんな女子高生だが彼女の家はいたって普通の家でいつか日本家屋に住むのが美桜の目標だった。
「…いいなぁ…いつかこんな立派な家に住んでみたい…」
そんな事を思いながら日本家屋の家の前で何時も眺めながら今日もその家で華道を習うために家に入って行った。
美桜は習い事が終わり何時もより帰るのが遅くなってしまった。
「いけない…先生と話してたら遅くなっちゃた…!?」
慌てて美桜が出てきたらちょうどよそ見運転手をしていた車が美桜、目掛けて追突して美桜はそのまま亡くなってしまった。
美桜が次に目を覚ましたのは光に包まれた空間だった。
「…ぅ…ここは…あれ?…私生きてるの?…確か車が追突して私、死んだはずじゃ…」
美桜は身体が大丈夫なのを見て死んだはずなのにと首をかしげていた。
「死んではいるよ…」
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