仮面舞踏会

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館を包むメロディ。 みな高貴なドレスを纏い踊る。 誰一人として素顔を明かすことなく、 仮面をつけ。 今宵は自分という存在をも消し、 電子的なつながりを断つ。 ここは仮面舞踏会。 ただ、目の前の相手と踊りを楽しむ。 その演者となる。
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