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そして、その答えは後者だった。
「おいおいおい!大丈夫なのかよコレ!?」
お互いの竜巻が混ざり合いひとつの大竜巻へと出来上がった。
「隊長!上手く操作が出来ません!!」
兵達は大竜巻を操作しようとするが詩雲の神力が混ざっている為に動かす事が不可能になってしまった。本来なら竜巻をララ達にぶつけるつもりだったが操作不可能のただの災害になってしまった竜巻を野放しにするしか無かった。
兵達は先にいる焔達に向かって刀を抜き構え出す。
「焔。」
詩雲は今度はかなり小さめの竜巻を作り出し、焔にこれから行う事を伝えた後、その竜巻を大竜巻にぶつける為に放った。
詩雲が放った竜巻に焔が火の玉を飛ばす。その竜巻には油すましの油が混ざり混んでいる。
そして・・・。
大竜巻の中には既に特性の油が多量に混ざっている事を敵は知らなかった。
「俺の後ろにいな。」
ララが上を眺めながら翠達に言う。
言われた通りララの後ろに全員が集まった。
今から何が起きるのだろうか。火災旋風にでもなるのだろうか。
「ーーっ!!?」
カッと全身を指すような激しい光が放たれ周りが見えなくなったとほぼ同時だった。
大規模な大爆発が起きたのは。
あまりにも激しい爆発で結界を張っていない全ての物が巻き込まれていく。
草木も家も何もかもが吹き飛んで行った。
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