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「月ちゃんなら遅かれ早かれ何かできるっしょ。どうする? この辺一帯爆発するようなのだったら」
「私のこと何だと思ってんの?」
「あはは。まぁでも最初は授業、暇な時間になるだろうなー。ってことは睡眠時間確保だねっ」
「目つけられるよ、なっちゃん。授業内容が進めば実技も少しは難しくなるかもね」
「でも月ちゃん大体1回見たら出来るようになるよね。超能力に限らずだけど。勉強もだし、ほら体育とか楽器とかさ。ピアノしかやったことないのに、ギター直ぐ弾けてたのとかビックリしちゃったもん。あと耳コピも早いよね」
「何となくでだけど見てみたら出来てたって感じかなぁ。耳コピも実際の映像見た方が早いし。別に指の動きを見てるってわけではないんだけど……」
「いやー天才、天才。私めは月島瑞希様の後ろをくっ付いて参ります」
「なっちゃんも天才なんだよ」
2人はそのまま談笑しながら列車に乗り込み、高校へと向かった。
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