譲side

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「なんで、心配だっただろう」 「余計に愚図ってしまったらって思って。」 あぁ、なるほどな。 「祖父母さんのとこに行くまでは、保育園を休ませて、お袋に見て貰った方がよさそうだな」 「うーん。でも、なんか申し訳ないよ」 「喜んでみてくれるさっ」 梓を真ん中にして眠りについた。 翌日も、まだ微熱だが機嫌はいいが甘えん坊になった梓に、お袋が来るまで振り回されたのはいうまでもなかった。
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