謝罪と認めて貰えた

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院長先生が『申し訳なかった』と、また頭を下げられた。 だから私は『ほら、梓、お爺ちゃんだよ』というと院長先生も譲さんも驚いた顔を見せた。 「じいじ」 私が頷くと、院長先生の方に歩いて行き『抱っこ』とせがむと目尻を下げた院長先生が抱いた。 「それで・・・」 と院長先生が紙をテーブルに置いた。 それは婚姻届で、院長の名前は書いてあった。 「このマンションは柚ちゃんの実家のようだから、譲が引っ越してあげなさい」
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