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「お婆ちゃん、ここを使ってね」
「良いマンションに住んでたんだねぇ」
柚は、お婆さんに和室を使うように言った。
「明日からは俺が病院まで、送り迎えしますから」
「譲さん、いいの?」
「もちろん。帰えりが遅くなる時は、いいますから」
もちろん朝、俺が出勤時に送る事を告げると『ありがとう』と言ってくれたお婆さん。
順番に風呂に入り、寝室に行くと『ほんと、ありがとう』と言う柚を抱きたい衝動を抑えて眠りについた。
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