譲side

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梓は『まんま』と騒ぐから、柚が『ちょっと待ってね』と言いながら笑いが起こり楽しい時間を過ごした。 俺も少し飲みながら焼き、そして食べた。 「母さん、わしは、ここを柚ちゃんが相続するなら、老後は2人で畑仕事をしないか?」 「あら、いいわねぇ。のんびり過ごすのも」 親父と、お袋は老後の楽しみが出来たと大喜びだ。 順番に風呂に入り、仏間に皆で眠った。 翌朝、病院から呼び出しを受けたが、県外にいるから他を当たるように指示した。 「譲、言ってなかったのか?」
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