夢中のユメ

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 それを見ていたレムが、 「あっ、アイツだ! すぐにラーメン作ってちょうだい」 「はい。すぐに」  女店員は、すぐに厨房(ちゅうぼう)に入った。  そして仕込みをしていた、もう一人の女とラーメンを作ることに。 「この世界は、あの男の元の男が見ている夢なのよ」 「へー‥‥そうなんですか‥‥」  出来たラーメンを「はい、お待ち」と言って、レムの前に置いた。  やがて、さっきの男が入ってきた。  そして近くの席に着き、 「ラーメン一つ、たのみます」 「はーい、ラーメン一丁」  男は、レムを見ながら二階へ行かない?‥‥と指で()いてきた。  まもなくラーメンが出来て、男の前に置かれた。
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