夢中のユメ

4/7
前へ
/7ページ
次へ
 レムは‥‥  仕方なく離れた。  そして冷蔵庫から缶ビールを取ってきて、近くのソファで飲んだ。  すると男は、笑いだした。  男は、旅行中という別の夢で、別の女を抱き始めた。  夢遊病者のように、その夢と一緒に部屋を出て行った。  レムはムッとして、缶ビールを壁に投げると、 「まったく、どうしようもないヤツ‥‥!」  窓に立つと、下の光景を見渡した。 「こんな、シッチャカメッチャカの夢を作るんだから、仕方ないか‥‥」  溜め息をつくと、部屋を出て行った。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加