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「どういうこと？」
首を振るトキ
一番あとから来た母幸代はへたり込んでしまった
そして「私が今朝起きた時は生きていたわ だって温かかったもの 昨日は手を繋いで寝たのよ 二人で「最高に幸せね」って」
「私 武に連絡する」と走って出ていった
徹が幸代を抱え立ち上がらせ 雄三のもとに連れて行った
トキは立ち上がり母にその場を譲った
そして二人を残しみんなは部屋を出た
みんなが居なくなるのを待って幸代は泣いた
雄三の手を握り泣いた
けど その手は幸代の手を握り返すことは無かった
しばらくして武が駆けつけた
「母さん！」
幸代は泣きつかれたのか眠っていた
武はもしかして母さんまでもが？っとヒヤッとして耳を傾けたが 息をしていることを確認し胸を撫で下ろした
武は雄三の顔を見ていっぱい言いたいことがあった けど幸代が眠っているのでこらえて部屋を出 みんなの所へ
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